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「防災」のデジタル活用 視点は人によってさまざま(Mix Leap Joint #41 イベントレポート)

みなさん、こんにちは。オープンコラボレーションハブ「LODGE」の中川です。
5月16日に開催した「Mix Leap Joint #41 デジタル活用で変わるコミュニティの防災」についてのサマリリポートです。
レジリ学園(内閣官房国土強靱化推進室連携 ナショナル・レジリエンス・コミュニティ)さんとの共催イベントは2回目となります。

平日夕方にもかかわらず、多くの方に参加いただきました

動画アーカイブはこちら

ゲストスピーカー2名によるプレゼンテーション

ヤフー株式会社 データソリューション本部:大屋 誠 さんからは「ヤフービッグデータを活用した災害分析の可能性について」というタイトルで、災害時に人々がネットで何を検索しているのか、地域によって違いがあるかについて事例を用いて解説いただきました。
地域・コミュニティでの防災活動のヒントになりそうな、ビッグデータ分析ならではの特徴を紹介いただきました。

ビッグデータ活用による災害分析、傾向についてお話いただきました

お二人目の登壇は、奈良先端科学技術大学院大学 ユビキタスコンピューティングシステム研究室:諏訪 博彦 先生です。諏訪先生はユーザー同士で避難所の混雑状況をシェアしあう「災救マップ」サービスの開発に携われています。

災救マップの紹介、サービスの使い方を解説していただきました

お二人の登壇資料は下記から閲覧できますので、ぜひご確認ください。

パネルディスカッション

お二人のプレゼンテーションの後は、レジリ学園:佐藤 拓也 さん にモデレーターとして入っていただき、大屋さん・諏訪先生、会場に向けた質問形式でパネルセッションを行いました。

 数多くある防災サービス、テクノロジーと実用性のギャップについてセッション
会場参加者からの賛同や意見をお聞きする場面も

パネルセッションを詳しく振り返りたい方は、動画アーカイブの 00:58:34 -からどうぞ。

「防災」をテーマにした3名のLT

イベントの後半は、公募による3名のLT(ライトニングトーク)です。

ヤフー小野さんからは「防災手帳」の紹介、アプリの使いやすさの工夫について発表していただきました
大阪公立大大学院で防災をテーマに研究されている榎本さんからはチャットボット活用をお話いただきました
Code for Osaka 坂ノ下さんからは大人から子供まで一緒になって自作できる防災マップについて紹介いただきました

3名のLTを詳しく振り返りたい方は、動画アーカイブの下記時間帯を参照ください。

01:29:46 - LT1: 防災手帳 - 必要な情報を届ける工夫 - 小野高志(ヤフー株式会社)
01:37:44 - LT2: 災害時のチャットボットの活用について 榎本寿枝(大阪公立大学大学院 都市経営研究科)
01:46:15 - LT3: 家族で使う防災マップを簡単に作ろう 坂ノ下勝幸(Code for Osaka)

クロージング

今回のイベントはイラストレーター 兼 漫画家でもある よしだ ゆうこ さん 、学生2名の方にグラフィックレコーディング(グラレコ)でまとめていただきました。イベントのクロージングでは、よしださん達にグラレコをもとに振り返りをしていただきました。

グラレコで振り返ると要点がわかりやすくて良いですよね

グラレコの資料も下記に置いています。イベントの要点がぎゅっとまとめて描かれていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

いかがでしたでしょうか。身近な防災の取り組みにデジタル・ITを活用していくことは今後必要不可欠となっていくでしょう。その中でコミュニティ(地域、友人同士、ネットユーザー間、家族…)ごとに使いやすいツールも異なるので、まずはいろんなサービスを使って手触りを確かめてみる、ということが大事ではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Mix Leapとは:
ヤフー大阪を主な拠点とした、ヤフー社外のコミュニティや企業・自治体と連携して開催するオープンコラボイベント。業界・業種を超えた新たな課題解決やサービスの創出を目指し運営していますので、さまざまなコラボイベントの企画、お待ちしています。連絡先は、Mix Leap事務局( osk-mixleap@mail.yahoo.co.jp )までお願いします。

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