食思考マラソン(7)春、貴族のスタンプラリー|太田充胤
今回のメニュー
ほたるいかの刺身
うどのきんぴら
そらまめのグリル
あさりとみつばの酒蒸し
さて、今回は趣向を変えて、春の食材についてです。
いやちょっと待て、「だめだった日のご飯」はどうした、まだ始まってもいないじゃないか。
そんな声が聴こえてくるようでございます。
タイトルをみて、首をかしげた方もいらっしゃるかと思います。
そう、本来であれば、今回は「だめだった日のご飯 その3」をお送りする予定でした。
しかしですね、どうもこの企画か始まってからというもの、記事を書くのが辛くて仕方がない。
元々、走り続けることが最優先事項のマラソン連載です。辛いことからは一旦逃げるにかぎるということで、今回は断固、新しいトピックで春めいていきたい所存でごさいます。
思うに、「だめご飯」の辛さとは──なんて、いつもこうやって真面目に考えはじめてしまうから辛くなるのですが──大きく分けて2つあります。
ここから先は
2,510字
/
4画像
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?