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LOCUST+

批評観光誌『LOCUST』の有料マガジンです。 毎月、LOCUST編集部を中心とした執筆人が、コラム・エッセイ・マンガ・小説などを寄稿します。 豪華ゲストによる寄稿、著名人へのイ…
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2020年3月の記事一覧

編集後記 2020年3月号 前編

購入後に全編(26:12)を視聴することができます。

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編集後記2020年3月号 後編

購入後に全編(38:39)を視聴することができます。

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終わる世界の終わりなき日常――#2おもかげ  灰ミちゃん

はじめて好きになった人の影を追い続けるなんていかにも思春期を引きずった男の子にありがちで、目の前のひとりの人を見つめることのできない身勝手な振る舞いだと思うけれど、そんな人たちのことを嫌いになれないのはわたしがそうだからなのか。 わたしが最初に好きになったのは男の子ではなく女の子だった。中学生の頃。憧れていただけだったのかもしれない。というか、そうだ。それ以来、女の子を好きになったことは一度もない。 わたしは彼女の真似ばかりしていた。 彼女が吹奏楽部にいたから音楽を始めた。

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ロカストボイスvol.3 後編〜川口智子演出『4.48 PSYCHOSIS』の感動をとにかく伝えたい人たち〜

購入後に全編(29:45)を視聴することができます。

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LOCUST VOICE vol.3 前編〜川口智子演出『4.48 PSYCHOSIS』の感動をとにかく伝えたい人たち〜

購入後に全編(40:59)を視聴することができます。

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モンゴル食紀行/食思考 第8回  太田充胤

モンゴルにおける「美味しい」は、「美味しい」未満の絶妙な原初の形をとっているが、しかし、確実に存在する。 ムギさんは、モンゴルには「美味しい」の概念がないと言っていた。しかし、ムギさんの奥様が馬乳酒をぐいっと飲み干すあの表情を、「美味しい」以外の概念で解釈できるとは思えなかった。 さて、僕はこうして第8回まで書き進めてきて、今更ながらとても重大なことに気がついた。そもそも、モンゴル語に「美味しい」という単語はないのだろうか? これまで外国を訪れるときには、必ず現地語の「

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北出の日々 第3回 すでにディストピアだった僕の生活 北出栞

このひと月の間に事態は急転直下、コロナウィルスの猛威が広がる今日この頃。「普段通りの生活」は難しく、自分の通っている職場でもリモートワーク通達がなされました……「生活」という概念がいかに「サイクルを作る」ということと不可分だったのかを思い知らされます。 知らないふりをして前回の続きを書くのも難しいのですが、まずはそこから始めていきましょう。 まずは完全食「COMP」。 完全食とは「厚生労働省が定めた47種の必須栄養素、全ての項目に準拠した食品」のこと。「COMP」は東大大

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LOCUST VOICE vol.2〜『2010s』から2010年代のカルチャーを語る 後編

購入後に全編(42:04)を視聴することができます。

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LOCUST VOICE vol.2〜『2010s』から2010年代のカルチャーを語る 中編

購入後に全編(40:37)を視聴することができます。

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LOCUST VOICE vol.2〜『2010s』から2010年代のカルチャーを語る 前編

購入後に全編(39:11)を視聴することができます。

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「(超私的)ポップカルチャー事典」 第一回 2010年代の原風景 アララ+谷頭和希

ごあいさつ 『LOCUST+』読者のみなさま、はじめまして。アララと申します。 本題に入る前に、少しだけ自己紹介を。 アララは、メンバーであるオケタニ、吉田ボブ、ヨネの3人が毎週一つのテーマに沿ったポップカルチャーをnoteで紹介する、メディアともブログともつかない活動を展開するユニットです。合言葉は「都内の大学生3人によるエンタメ備忘録」。メンバーの生活実感と、それを取り巻くポップカルチャーを記述し、同年代の人々を中心に届けることを目的にしています。 『LOCUST+

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【記事配信についてのお詫び】

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絵本から経済を考える 第3回 「子どもが夢中になる、登場人物が大人だらけの、ちょっと珍しい絵本について」 谷 美里

 子ども向け絵本の主人公は、動物でなければ子どもである。これはもう、ほぼ全ての絵本についてそうだと言えるだろう。試しに過去に読んだ絵本を思い出してみてほしい。あるいは手近にある絵本を何冊か、パラパラとめくってみてほしい。人間が登場する絵本で、子どもの出てこないものがあっただろうか。滅多にない、はずである。  ではもし、動物たちの話ではなく人間たちの話で、かつ子どもが一切出てこないような絵本があるとしたら、つまり、登場人物が全て大人であるような子ども向けの絵本があるとしたら、そ

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【特別掲載】高輪ゲートウェイ開業記念特別掲載 伏見瞬・谷頭和希

以下に掲載するのは、2019年2月10日に行われたLOCUST街歩きツアーに関する2つの文章です。街歩きのテーマは「高輪ゲートウェイ」。そう、2020年3月14日に高輪ゲートウェイが開業するのです。本日はこの2つの文章を通して高輪ゲートウェイの深層を楽しんでいただければと思います。 前半の伏見瞬による文章はツアーの感想が、また後半の谷頭和希による文章はツアーの基調を成す「高輪ゲートウェイの思想」について書かれています。 これを読んで高輪ゲートウェイを楽しんでみてはいかがで

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