効率社会と限られた時間
ビジネス書でも
【時間の有効利用】
【好きなことを尊重する】
【マルチタスク】
など、記事がおどる。
ひと昔前だと、「石の上にも3年」と言われた。
でも、現代の風潮や流れのなかで、貴重な時間を3年も費やせない。という論調が多い。
・石の上にも3年
・貴重な3年間
どちらも正しいと思うけれど、これはどちらか選択するような意味ではない。
人間は、石の上にも3年のいるような忍耐力が必要である。
部活や勉学、アルバイトなどで我慢することを習得できた人は、もうこれ以上【石の上にも3年】は必要ない。貴重な時間をより活かせる事に時間を費やしましょう。
という意味である。
【石の上にも3年】と【貴重な時間を大切に】はセットで考えなくてはならない。
子どもが小さいうちは、本能を伸ばして成長させるが、ある段階にきたら、理性(しつけ)などを教える。
そこで、重要になってくるのが忍耐力である。
いつまでも忍耐力や我慢を知らないままで、社会にでると大変に苦労する。
いくら、好きな事を仕事にしている人でも我慢は強いられる。自分の理想だけを追い求めても、世間と折り合いがつかなければ、生きていけない。