取材前の趣旨ご説明atまちのこ団
まちのこベース・ひたちなかにお邪魔してご説明
本にご出演いただく方の一人、一般社団法人まちのこ団の増田大和さんa.k.a.団長に、取材の事前ご説明をさせていただきました。
お邪魔したのは、活動拠点の「まちのこベース・ひたちなか」。
起業から今までの不屈の精神がすごくカッコいい!と思っていたのがお声掛けした理由の一つ。
実は、本づくりの構想が生まれた当初から、自分なりにテーマを作って団長を取材したいなと考えておりました。(別の企画の中で取材させていただいたことがありました)
「まちで育つ子どもたちの原体験を豊かにすること」をミッションとし、ビジネスを展開するまちのこ団。そのとりくみの一つとして、「あそび場」をインフラにしていく活動を継続中。
ソーシャルグッド的な面を強く持ちますが、ビジネスとしての価値も訴求しながら継続。ほんとうに苦労しながらも、くじけずに歩み続けた結果、価値や存在意義がじわじわと伝わっていっているところだと思います。
先輩からいろいろ教えてもらう
団長と話すと、いつも盛り上がり話し込んでしまいます。
事業を作る、という意味で団長は先輩。プレゼン経験や県内でのアクションも豊富なので、プロモーションのアイディアや、「こういう人たちにあらかじめ声かけておくといいよ」とアドバイスを下さったり、めっちゃありがたかったです。
ローカルに限らずこれからの仕事をする人と発注する人の関係性について想いを馳せた話も面白かったです。(こういう話題も本に書きたい)
あと、自分が「お返しできるものが、お金を払うぐらいしかできないから、人を頼りに行くことができないんですよね」みたいな話をしていたときに、団長が「応援してもらった分、それを背負って結果を出していくしかないんですよね」と語っておりました。
地域で活躍する人を取材したとき、それに類する言葉は意外と聞くことがあります。
でも、自分がいままさに実践し、直接頼らずとも思いがけず応援をいただいている中で、団長が言う言葉は本当にその通りだよなと思いました。
インタビューをもっと良くするインプット
取材では、なるべく「仕事の話で盛り上がる」インタビューにしたいと思っています。
盛り上げるために必要なことには、自分が興味を持ち、いい質問と相槌をすること。その二つを実現するためには、相手が大切にしていること(ここをもう少し解像度高めたい)をちゃんと伺う必要があると思います。
たとえば、仕事の話を聞きに行ったとき、表面的な話よりも、その人じゃないと語れない内容の話になったほうが、いきいいと話していただける感じがしています。
インタビューの時間内(とくに、初対面の方とのとき)でそういう話にたどり着くには、自分も一定以上の知識をつけておく必要がある。
なので事前インプット大事。
それをもっと良いものにするために、インタビュイーの仕事の思想を垣間見れる本をなるべく読むようにしています。
そこで団長から教えてもらったのが、『自由な学びが見えてきた:サドベリー・レクチャー』という本。
サドベリー教育とは、子どもの好奇心と可能性を信じながら、判断を子どもに委ね、生きていくために必要なことを子ども自身に学ばせる教育のことなのだそう。
※詳しくはこちら
さっそく注文して到着は明日。まだWikipedia情報でしかサドベリー・スクールを知らないので、本を読みながらもっと解像度高く理解していくのが楽しみです。