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イヤなことがあったら、もうそこに行きたくないよ。

おばんです!
日本各地のご当地ソングをコレクションしています。

宇宙と長野/岡崎体育

最近リリースされた、岡崎体育の「宇宙と長野」という曲があります。このこの歌には、タイトルにもある通り「長野」が出てきます。

小さい頃のトラウマや嫌な出来事を振り返り、その原因を宇宙や長野県に求めるというぶっ飛んだ曲です。歌の2番では、長野県でのスキー合宿のエピソードが描かれ、スキー帽を笑われた経験がトラウマとなって、長野自体が嫌いになったと語られます。
コミック村ではあるんだけど、「嫌な出来事があった場所を嫌う」という感情は、結構誰にでも起こりうるのではないかと思っています。

地域とトラウマ

嫌な出来事があった場所を嫌いになる、結構誰にでもあるんじゃないですかね。特定のスポットでの特定の出来事に端を発して、地域全体に対してネガティブなイメージを持ってしまう。これは、個人的なトラウマだけの話だけじゃなくて、社会的・歴史的な大事件や災害があった地域が、世間的にネガティブなイメージを持たれてしまうこととつながっています。

大事件があった場所、例えば広島や長崎、福島もそうかもしれません。これらの地域は、特定の出来事のせいで世界的にネガティブなイメージが付きまといます。しかし、実際には地域全体の話ではなくて、ある時の一部の出来事が原因となっているだけです。

個人が地域に抱いているトラウマも、社会が地域に抱いてしまうネガティブイメージも、同じ構造の中にあると思います。

トラウマの克服方法

こうしたトラウマは、どう克服していけるのでしょうか。

一つの方法は、嫌な出来事を思い出さないようにすること。触れない、近づかないことで、トラウマの影響を最小限に抑えることができます。これはシンプルで有効な対処法ですが、解決ではないかも。

もう一つの方法は、その場所や出来事に対する見方を変えること。例えば、長野県に対してネガティブな感情を持っていた場合、もう一度訪れて新しい良い経験を積むことで、嫌な記憶を上書きすることができます。これは時間がかかるかもしれませんね。

こうした取り組みは、個人のトラウマ克服においても、地域全体のイメージ改善においても同じ。嫌な出来事があった場所を避けるのではなく、新しい視点で見直すことで、ポジティブな変化が生まれることがあります。

トラウマと向き合い、地域に対するネガティブな感情を克服するための一歩として、まずはその場所について新しい情報を得たり、実際に訪れてみたりすることをお勧めします。そうすることで、過去の嫌な出来事に縛られることなく、新しい発見と前向きな経験を積むことができるでしょう。


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