【人生の分岐点】学生時代、整形してキャバクラで稼ごうと思っていた私が、飲食店経営の実家でグラフィックデザインをした理由
私の実家は飲食店
私自身、調理師資格、食育インストラクター、青森食育検定の資格など食の資格を持っています
しかし、私の実家の飲食店での仕事内容は
デザイン、SNS運用、事務です
私の実家には、祖父の代に人に騙されて背負った借金が5000万以上あることを高校入学とともに知り、借金返済のためにお金のためになんでもやろうとこの時誓いました
ずっと小さい頃から、なぜ両親が子供の私や弟にかける時間より仕事ばかりだったのか
借金の存在があると知った時、納得しました
子供の代には借金は残さないと
必死に働いてくれていた親の姿を見て
私も役に立ちたい
そう思い、高校時代から手伝い初めて
19歳の時から本格的の実家の飲食店で働き始めました
調理師学校に行って、多少の知識はあるものの現場での料理と知識はまた違って
私は役立たず
なのに料理やドリンクについても
こうした方がいいんじゃ無い
ああした方がいいんじゃ無い?
という私は、両親にとって、一緒に働いてくれるのは嬉しいけれど、主張が激しくて面倒だったと思います
ある時、少し喧嘩になって
口ばかりで実力の無い私に向かってお父さんが
「お前がいなくても店はまわるんだ」
「自分が必要とされるポジションを作れ」
そう言われた時に、
ハッと気付きました
その通りです
私が居なくても20年間お店はまわってきました
私の存在が無くてもこのお店は営業できるんです
だから、私は現場にいても居なくても変わらない存在
それでも、ここにいるのだから自分の仕事の価値を作らなければ
そう思い、料理で頑張ろうと思っていましたが
自分がこのお店に必要だと思うポジションを考えて
どうやったらお客さんが来るのか?
今の流行は何か?と考える情報解析の部門
せっかくお店で企画したものをお客様へ情報を届けるためにどうしたらいいか?という広告宣伝の部門
お客さんが来たくなるには、ホームページやSNS、綺麗な写真、デザインが必要なので、デザインの部門
いろいろ考えて、そこをやっていこうと思いました
私は本当は整形してキャバクラで働いて借金返済を手伝ってこいこうと思ってお金を貯めていました
その整形用資金で
19歳の時に初めて大きな買い物で
自分のパソコンのMacBook Proを買いました
これが人生の分岐点だったと思います
実家の借金を返すために
綺麗になってキャバクラで稼ごうと思って貯めていたお金で
見た目では無くて、
中身の実力をつけるほうにお金を使いました
両親は、20年間やってきた実力があり
現場についてはプロです
私がどうこう言える立場では無いので
今これが流行りそうだから、これやったらどうかな?出来るかな?という相談をしたり
SNSで情報発信できるからやってみようとかホームページは全くの初めてでしたが
お店を盛り上げたい一心で、独学でネットを見て学びました
美味しそうな商品を撮るために
私は一眼レフカメラも
整形資金を崩し買いました
結局、一式そろえるために、私の整形資金は無くなり、整形はしなかったですが
パソコンやカメラ、学ぶための本や、ソフトなど身になるものを買って本当に良かったと思います
私の両親の両親
つまり祖父祖母の代も飲食店をしていて
町のラーメン中華屋さんでした
お父さんは、二代目の気持ちが分かっていて私に同じ思いをさせないように
二代目は一代目を超えられない
世間の目は、どんなに美味しいものを作っても一代目の方が良かったと言うから
二代目にはなるな
一代目になれ
そう言っていて、お父さん自身もそれで悩んだことがあるのか
ラーメンでは無くエスニック料理のお店を作りました
私は料理で絶対に親を超えられない
そう思ったのは、アトピーの皮膚炎で肌が弱く、洗剤に負けてしまうし、乾燥がひどく水に手をつける頻度が多いほど手がボロボロになっていき
血だらけになってしまうので、手が痛くてものも持てなくなってしまうので
飲食店に生まれたのに、ハンデを背負いながら料理をしなければいけない
乗り越えて料理を作れるようになるよりもっと両親のために出来ることがあると思うと思い
もうすでに美味しいものを作る両親の宣伝ができる立場になろうと思いました
お店の一番のファンである私がお店のどこが良いのか宣伝できるようになった方が、みんな良さがわかってくれるのでは無いかと思い
私はグラフィックデザイン、ウェブデザインを覚えて、カメラマンになり、動画クリエイターもやり、SNS運用、イベント企画、情報解析、事務、補助金助成金申請など
現場の見えるところでは無い裏方の仕事を選び、実家の飲食店で宣伝活動をしてきました
自分のポジションは自分で作る
両親に教えてもらった大事な教え
たとえ飲食店であろうと、料理以外にも頑張れば成果が出る裏方の仕事があると教えられました
これから私はコロナの影響もあって独立します
若い人たちの独立の相談もできるようになりたいと思っています
その記事について見て見たい方は是非こちらをご覧ください
https://note.com/suzukinogurume/n/ndd732c5046ec