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茨城の魅力を探せ!1泊2日ひとり旅

まあ、なんて素敵な海でしょう。
ここは湘南?それとも千葉?
いいえ、ここは茨城です。

茨城県といったら、なにをイメージするだろうか。
納豆? 水戸黄門?
都道府県魅力度ランキング最下位?

なんて不名誉な称号だろう。
天下のNHKに魅力度最下位選出をネタに記事にされる始末。
日本全国から茨城県は魅力がないと言われてるようなものではないですか!!!

関東で影に隠れがちな茨城がもつ魅力を探ろうじゃない。
ということで、管理人は茨城1泊2日のプチ旅行を計画した。
改めて茨城はいい場所だと知る旅行になりました。
それでは旅行記の始まり、始まり〜!


1日目9:00 アクアワールド・大洗へ

最寄りの駅から3時間ほど普通電車に揺られ、管理人は水戸駅へ。
そこからバスを乗り継ぎアクアワールド・大洗に到着。

アクアワールド・大洗?なんのこっちゃ?
……と思う人もいるだろう。
とりあえず、公式サイトをみてほしい。

アクアワールド・大洗は多様な海の生き物を展示する素晴らしい水族館である。
特にサメ類は日本一のバラエティ。

鉄道からのアクセスが抜群に悪いのが難点だけど。
(JRの特急が止まる水戸駅からバスで40分)
※アクアワールドの正式名はアクアワールド茨城県大洗水族館だそうです

というわけでー。デデンッ!

アクアワールド外観

これこそ茨城県が誇る水族館、アクアワールドよ〜!
建物でっかぁ〜!!!!!

水族館といったら大水槽に泳ぐイワシとエイ
アクアワールド・大洗は
日本で一番多くマンボウを飼育している
かわいいねぇ
隅でまったりしておられるサメたち
白いのは若いトラフザメ


おさかな天国じゃあああ〜!!


海の生き物を見るとテンション上がるよね。
だってかわいいもの。
一般的な水族館ではお目にかかれない珍しいサメたちの優雅な泳ぎ姿……。
口をポッカリあけて水中を漂うマンボウ……。
なにげに印象的だったのは、元気なイルカとアシカたち。
ショーではノリノリな音楽といっしょに様々な芸を見せてくれる彼らにニッコリしてしまった。なんならイルカは音楽に合わせて頭を振りまくっていた。(noteでは動画をアップできないので、お見せできないのが残念)
アクアワールド・大洗に来たら、サメだけでなく王道アシカ&イルカショーも見てほしいです!

1日目12:00 那珂湊でお昼ごはん

アクアワールドに大満足したあと、近くにある那珂湊へ向かうことに。
水族館から徒歩20分ほど。ちょうどいいお散歩コースだ。

夏だなぁ〜
那珂湊の海鮮丼1,500円

茨城県は山のイメージが強かったけど、海沿いの景色もキレイ。
お魚も日本トップクラスに獲れるんだとか。
那珂湊でご飯を食べ、ローカル鉄道であるひたちなか海浜鉄道さんの那珂湊駅へ向かうことに。

駅舎

関東の駅100選にも選ばれた駅舎らしい。
内装がノスタルジーで素敵!

改札前

改札前のベンチでは、地元の人によるギターと歌の生演奏が響き賑やかな様子。
残念なことに、駅に着いた頃には電車が出発してしまい、次の電車は1時間後!
待ち時間で駅の近くにあるというオシャレ焼き芋のお店へ行くことに。

1日目13:00 那珂湊駅の焼き芋ブリュレ

百聞は一見に如かず。
電車の待ち時間で見つけた、茨城の最新(?)焼き芋スイーツを見てほしい。

potato laboさんの看板商品、焼き芋ブリュレ(630円)

すっごく美味しそうじゃないですか……?!
実際めちゃくちゃ美味しいです。

カリカリのカラメルにトロトロのお芋、バニラアイスも混ざって濃厚〜なお味。
焼き芋って、ねっとりホクホクな甘みがおいしいですよね。
そんな焼き芋の進化系が↑の焼き芋ブリュレなのではないでしょうか?!

話題のお店なのか、県外ナンバーの車が入れ替わり立ち替わりやってきます。
いや、ホントにいいお店です。オススメします。
リンクは↓に付けました。見てくれ。

茨城の進化系芋スイーツを楽しんでいると、あとちょっとで電車が来る時間に。
ホテルで作業をしたかったので、1日目の観光はこれで終了!!

2日目8:00 ホテルの部屋で納豆食べ比べ

おはようございます。
ホテルで篭りっきりの作業をして腰がバッキバキの管理人です。
茨城県といえば納豆!中心地にある水戸駅の駅ビルにはたくさんの納豆が売られています。
納豆は冷蔵商品が多いので持ち帰りは大変……。
ということで、ホテルの朝ごはんにすることに。

じゃん!

天狗納豆と黒豆納豆withコンビニ銀シャリ

なんとまぁ健康的な朝食でしょう(当社比)。
久しぶりに納豆を食べるのでテンション爆アゲ↑

まずは天狗納豆から味見。

このトロミ……非常に……いい……

ご覧ください、真珠のように輝く粒を。
スーパーの納豆とは比べものにならない大粒でございます。
もちろん食感もトロトロ。大きな豆を噛みしめながら納豆と白米の香りを楽しむ時間の贅沢さよ……。

次に黒豆納豆にもトライ。

なんとカラシではなくワサビをつける
うおお〜!真っ黒に輝いてやがる!

すっ、すげぇ……。
納豆界のキャビアじゃん(ハァ?)。
カラシならぬワサビをつけて食べるスタイルが、逆に黒豆とダシの香りを引き立たせて非常に上品。
納豆という食べ物に上品という形容詞を思い浮かぶ日が来るとは思っていませんでした。

取り上げた納豆は水戸駅近くの商業ビルにお土産として売っているので気になる方はぜひ。一人旅にも優しい一個パックで売っています。

2日目14:00 日本最大の藩校「弘道館」を見学

茨城の中心地「水戸」は、かつて江戸に次ぐ関東の一大都市だったそう。
そんな都市の原型を作ったのは徳川御三家のひとつ「水戸徳川家」。
かつては東北の一大勢力「伊達家」の進行を食い止めるために設けられた「水戸藩」が、江戸時代における支配者である「徳川家」の血をたやさぬように独立させた大名家になったそうな。(徳川御三家になるまでに紆余曲折はあったものの)
江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜公も、水戸徳川家出身だ。
そんな水戸には「水戸学」という独自の学問が発展していて、今回訪れた「弘道館」は当時のエリート階級であった武家にいる優秀な若者たちが集った学び舎なんだとか。
水戸の歴史については下のリンクからどうぞ

水戸駅から徒歩10分、いざ「弘道館」へ!
デデン!

弘道館
廊下がひろい!
表玄関から見える掛け軸
歴史の教科書で有名な「尊王攘夷」の元ネタらしい
幼少期の徳川慶喜がいたとされる間

見てくださいよ。
とても学校とは思えない気品ある建築を。

弘道館の廊下。
幅の広さはここで学んだ者たちの多さを物語る。
端正だなぁ〜

静謐な佇まいから漂う気品が素晴らしい弘道館。
しかし、幕末期にはこの学び舎で尊王攘夷派と水戸藩の保守を願う藩士たちの激しい銃撃戦が繰り広げられた場所でもあるとか。
同じ屋根の下で学んだ仲間が殺し合う光景を、この学び舎は静かに見つめるしかなかったのです……。
正門には当時の弾痕が残っているとか(管理人は気づかずスルーしちゃいました……もったいない)。
かつての名門「水戸家」があったからこそ、茨城県には歴史の重さを感じることができる史跡が点在しています。
茨城県に立ち寄る際は、激動の時代を己の意思で生き抜こうとした人々がいた証を辿ってみてはいかがでしょうか。
弘道館戦争については下のリンクをどうぞ。

2日目15:00 サザコーヒーでほろ苦おやつ

予約した特急電車まで時間があったので、水戸市周辺でチェーン展開されている「サザコーヒー」でおやつタイムを送ることに。

サザコーヒーお墨付きのコーヒーゼリー&アイスコーヒー

将軍コーヒーも気になったものの、「めちゃくちゃうまい」という売り文句に押されてコーヒーゼリーを注文。
このコーヒーゼリー、すっきり苦い味がしてまさに「コーヒー」をゼリーにしている。ゼラチン臭さもなく、実に大人のためのスイーツといった感じ。
甘さ控えめの生クリームとスライスアーモンドが混ざるとマイルドな味に。
品川駅のエキュートでも店舗があるようなので、コーヒーゼリー好きな人は一度食べてほしい逸品です。

地元の人の社交場となっているのか、店内には芳醇なコーヒーの香りと共に弾んだ会話がカフェのなかを泳ぐ、泳ぐ……。
スタバやタリーズといった、有名コーヒーチェーンにはない穏やかな時間が流れる。これこそ、地元系カフェのいいところだと思います。

おわりに

茨城はいいぞ。
今回は紹介していませんが、3月になると水戸駅近くにある偕楽園の梅がとても美しくてオススメ。
さらに、冬シーズンはプルプルのコラーゲンたっぷりなあんこう鍋を食べることができますよ。

個人的には、茨城の海景色がキレイな印象でした。
東京から特急1本で、美味しいものも、綺麗な景色も、歴史ある街を楽しむことができるんですよ?!
日本はもっと茨城の魅力に気づいたほうがいい。
日帰り旅もしやすいので、旅行計画の参考になれば嬉しいです。
また茨城行きたいぞー!

おまけ①:那珂湊にある坂場製菓のカステラ

那珂湊駅の途中で立ち寄った商店街にひっそりとあった坂場製菓さんのカステラ。ザラメざっくざくで美味しかった。

左がカステラ 右はpotato laboの芋フィナンシェ
でっかいザラメがあるぞ!

おまけ②:パン工房ぐるぐるの茨城産小麦のパン

水戸市内から車で30分くらい先にある「パン工房ぐるぐる」。
茨城産の小麦で作られたパンは、さっくりとした軽さのある生地。
こんなライトな食感のパンは初めて!オススメです。

外観。レトロな雰囲気が可愛い。
お野菜がゴロゴロはいったカレーパン
看板商品のクリームパン




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