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#0 はじめまして

このページをご覧いただき、ありがとうございます。私は、富山で活動している、社会起業家&クリエーターの明石博之と申します。

広い意味での「場」を企画、デザインをする一方で、自らカフェやホテルの経営もしています。そういった仕事を通じて、地方の外食産業や飲食店経営の問題に直面するようになり、そこから目をそらすことが出来なくなりました。

地域文化や観光を支える屋台骨のはずの外食が、経済優先や人口減少、働き方や体験価値の変化により、業界全体として疲弊しているように感じ、何年もの間、ひとりで悶々とする日々を過ごしました。

2019年、こういった問題意識に共感してくださる企業の方々とお会いする機会に恵まれ、各社の強みと課題を整理し、CSV(Creating Shared Value)を前提とした、ソーシャルベンチャーを共同で立ち上げることを目標に活動をしています。

活動の真ん中にあるテーマは「豊かな食文化」です。具体的なレイヤーに落としてみると、料理そのもの、飲食店の経営、地域マーケット、生産や流通、起業支援スキーム、社会的な運動、まちの活性化など、複層的で広範囲に及ぶことがわかります。

それら社会的なX軸と、各社の課題がY軸、そして新たなZ軸という方向性を導き出そうという座組です。富山の豊かな食文化を大きなテーマに、建築・不動産、エネルギーマネジメント、コミュニティ、デザインなどの力で、社会的に意味のある行動を起こしたいと考えています。

そのプロジェクトは、「Local Food Table」(仮称)と言います。

[ Local Food ] 
地元で食べる料理。英語的には正しい表現ではないかもしれませんが、地方暮らしを、豊かな食で彩りたいという気持ちです。
[ Table ] 
食卓に変換しつつ、「食べる=Table」とダジャレの意味も込めました。みんなで自由に語り合うオープンな場、というイメージです。

この「Local Food Table」では、食に関わる人々、具体的には料理人、店舗経営者、生産者、流通販売、そして利用者である生活者を中心に、実験室のようなパイロット事業を行うことを検討しています。

そこで、noteページに、「食べる、を考える Local Food Table 」という場を設けて、私たちの考えることや、これからの課題、こうなったら良いなと思うビジョンなどを発表していこうと思います。

その内容が、誰かにとっての事業のヒントになったり、もしかすると結構いいビジネス視点だったりした場合、ぜひ遠慮なく取り入れてください。また、面白そうだから一緒に活動したい、参加してみたいという声もお待ちしております。

当分の間、登場人物は私(明石博之)だけになるかもしれませんが、皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

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