運動することが久しぶりな方へ~からだの動かし方~
前の記事で ダイエットの内容を書きました。
食事と並行して、無理ない範囲で運動も取り入れるとリフレッシュにもなり、おすすめです。
★運動習慣について
普段、運動する習慣がない方は仲間を見つけて楽しみながらするのが行えるのがいいですよね。お子様がいらっしゃる方は体を使った遊びで知らず知らずのうちに鍛えることも出来ますね。
健康レベルを保つためにも運動習慣があることはとても重要です。
毎日の有酸素運動が体に良いといわれていますので、毎日30分程度のウオーキングなど、無理のない範囲から始められたほうがいいでしょう。もちろん、毎日というと今まで運動習慣がない方には苦行になってしまうますから、ご自身のペースで♪
筋力UPを望まれる方が毎日トレーニングを行う場合は鍛えたい部位を変えて行った方がよいみたいです。お休みすることで部位の筋肉再生を促すとのことでした。なるほど、筋肉作りはとても奥が深そうです。
健康づくりのために、早朝にひとりでモクモクとはりきって運動される方がいらっしゃいますが、起きたての体はまだ目覚め切ってはおらず、心臓に負担がかかる可能性があります。朝の運動は運動前に必ず水分補給をしてから、付き添ってくれたり、一緒に運動してくれる仲間がいればさらに安心ですね。運動中や運動後の水分補給もお忘れなく…
忙しくて運動できない!とお悩みな方の場合は家事が最大の運動になりそうですよ。大掃除ではなくても、腹筋などに力を入れながら日々のちょこっとした家事の積み重ねで筋力も徐々にアップできるかも。
ちなみに、食後すぐにお皿洗いなどで立ち仕事するだけでも、血糖値のコントロールがうまくいき、より健康的になれるそうですよ。
★運動強度について
運動強度はややきついレベル(息が適度に弾む程度)が望ましいと言われていますが、ご自身の置かれている状況によりレベルは検討してください。
特に医師の治療を受けている人(高血圧、不整脈、肥満、骨粗鬆症、膝関節症など)はかかりつけ医にご相談下さい。
運動を優先してしまうと、体の調子がよくないのに無理に続けることはかえってマイナスです。
筋肉や骨、関節、内臓にいたるまで、全てご自身の大切な相棒です。
体の声に耳を傾けて、あえて休む勇気も必要ですよ。
★久しぶりの運動、体の動かし方に気を付けて!
また、久しぶりに運動したのだけど体が思うように動かないなと思う事はありませんか?運動能力と加齢は関係してきます。但し日頃から体を鍛えていたり運動する方は能力もほどよく維持されるのではと思います。
20歳を境に特に下肢の筋肉量は減少傾向にあります。
もちろん、置かれている状況にもよりますが、適切な食事や筋肉を鍛える運動をすれば何歳になっても筋肉量は増やせます。
また、運動神経は脳から筋肉へ指示を出しますから、正確な指示が大切です。
実は私事ですが
約8年前に神経変性疾患を患い、一時期歩行が困難になっていた時期がありました。
つかまるところがあればなんとか立ち上がる事が出来たのですが、前への1歩がどうしても踏み出せません。
足の動かし方が頭の中で混乱してしまったのです。
そこで
歩く時の足の出し方を注意深く観察して
それを頭の中で再現し
動く手を添えて、動かしたい足をその場所に持っていく
これを何度も繰り返しました。
簡単なことなのに、はじめは頭も体も疲労困憊な状態でしたが
半年後には杖がなくても歩けるようになりました。
たとえ病気ではなくても
体の動かし方はこのような着実な方法でできるのではないかと思います。
映像や鏡で実際の動きを見ながら、1つ1つの動きに意識を集中し、お手本と同じ動きになるように行ってみましょう。
動きが違う場合は少しずつ補正をかけて脳に覚えてもらうイメージで
コツがつかめば徐々にスムーズに動けるようになると思いますよ。