KUMAGAYA CITY FCの歩み vol. 1
みなさま、こんにちは。
LIBERANOVA代表の杉山です。
久しぶりの投稿です。
今回はLIBERANOVA Inc.が運営する社会人サッカークラブ、「KUMAGAYA CITY FC」について綴っていこうと思います。
長くなるので、いくつかの章に分けて綴ろうと思います。
2022年4月からKUMAGAYA CITY FCとして名前を変えて再スタートを切りましたが、前身はGOODNESS SCという名前でした。
そんなGOODNESS SCの立ち上げからKUMAGAYA CITY FCとして歩みはじめるストーリーです。
では、はじまりはじまり。
第二のサッカーストーリーは突然に。
遡ること2013年、年明け。
サラリーマン人生真っ只中の私。
中学時代に所属していたサッカークラブの恩師から一通のメッセージを受信。
「社会人サッカークラブを作ろうと思ってるんだけど、どう?」
確か、こんな内容だったと記憶してます。
当時恩師は小学・中学のクラブチームを運営しており、そのクラブの社会人カテゴリーを作るという事でした。
その後、同じ高校の大先輩から一通のメッセージを受信。
「すぎ、一緒に社会人サッカークラブを作らない?」
確か、こんな内容だったと記憶してます。
(過去のメッセージを漁りましたが、流石に残ってなかったです)
これまでのサラリーマン人生、どこかモヤモヤしていた私にとって、こんな素敵なラブコール(勝手にラブコールって事にしてます)、
「いいですね!やりましょう!」の即答以外、ありませんでした。
そう、こんなにも突然、私の第二のサッカーライフが始まりました。
現在のKUMAGAYA CITY FCに繋がる社会人サッカークラブが日本一暑い街「熊谷市」に産声をあげた瞬間でした。
社会人サッカーについて
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ここで、少しばかり社会人サッカーについて。
(あくまで私感です)
社会人サッカーは、プロではなく、働きながら、または学校に通いながら、
サッカーを本気で楽しみ、上のカテゴリーを目指して戦う、そんなフットボーラーが結集して、若者とベテランのジェネレーションギャップを感じながらも、感情をぶつけ合い、勝利に酔い、翌日の仕事に筋肉痛を抱えながら出社をし、今度は社会の荒波と全力で戦い、そしてまたサッカーの日々です。
社会人サッカーと言えど、そのピラミッドの頂点はJリーグになります。
仕事とサッカーを両立させ、さらに上を目指します。プレーヤー、そして運営側としても、決して生半可な気持ちでやれるものではなく、そこの両立の難しさがあるのが社会人サッカーです。
それでもまた走り、ボールを繋ぎ、ゴールを目指す。
それが社会人サッカーのリアルです。
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・・さて、「いいですね!やりましょう!」の返信の後、
二通目のメッセージを受信。
「サッカーやる人集められない?」
なかなかのハードル高めなスタートでした。
それでも、尊敬する恩師、大先輩からのラブコールに応えるべく、小・中・高校時代の友人、サッカーの知人、、100人ぐらいに声をかけました。
「また一緒にボールを蹴ろう」
サッカー協会への登録やユニフォーム決め、運営に関わる部分は、当時の代表(高校の先輩)に任せ、まずは選手集めを優先に動きました。
サッカーは11人で行うスポーツ。
ただ、「また一緒にボールを蹴ろう」の一言だけで、集まってもらうことは難しく、半ば強引に選手を集めました。
とにかく後先考えず必死。
そして、ようやく、チームとして戦える選手が集まりました。
恐縮ながら、キャプテンという大役まで拝命いたしました。
7人しか集まらない!!
スタートラインに立った当時のGOODNESS SC。
熊谷市リーグ3部からのスタート。
カテゴリー構成はこんな感じです。
J1⇨J2⇨J3⇨JFL⇨関東リーグ1部⇨関東リーグ2部⇨埼玉県1部⇨埼玉県2部⇨埼玉県3部⇨熊谷市リーグ1部⇨熊谷市リーグ2部⇨「熊谷市リーグ3部」
まさに1番下のカテゴリーからのスタート。
半ば強引に誘い、集まってくれて、選手登録したものの、なんと、試合に集まれるのが「7人!!」、「キーパー不在!!」、そんなこともありました。
今だから笑って話せる過去ですが、当時はとにかく必死でした。
不戦勝だけは避けなければならないと・・代表自らキーパーをやって頂いたこともありました。
それでも、集まってくれた選手はサッカーに対して本気で向き合ってくれて、無敗で熊谷市リーグ3部を優勝。
本来であれば、熊谷市リーグ2部への昇格でしたが、異例の飛び級で、熊谷市1部リーグへ進ませて頂きました。
共に上を目指す選手も順調に増え、熊谷市リーグ1部も無敗で優勝。
そして、いざ埼玉県3部リーグへ!!
と、順調なイメージがありますが、多くの困難・壁にぶつかりました。社会人サッカーの運営、仕事との両立の大変さも知りました。当時はキャプテンとして、何もできなかった自分への苛立ちや悔しさもありました。共に戦ってくれた仲間が、サッカーを楽しんでくれる環境や雰囲気作り、全て全力で、仕事 < サッカーになってることも多々ありました。
それでもやっぱり自信、そして胸を張って言えるのは、
情熱に溢れ、笑顔が生まれるサッカー、社会人サッカーって楽しい。ということ。ただ「楽しい」だけでなく、本気でサッカーと向き合い、一生懸命に戦う楽しさ。
負けられない戦いはここにもある。と全チームが必死。
どこのカテゴリーに所属していても、そこには情熱と笑顔が溢れる。
それが、社会人サッカー。
と、こんな感じで、
vol.1 では立ち上げから、埼玉県リーグ3部への昇格までのストーリーを綴らせて頂きました。
vol.2 では埼玉県3部リーグからのストーリーを綴っていこうと思います。
これまで皆様の貴重なお時間を頂戴して、ご覧頂きありがとうございました。
引き続き、温かく見守って頂ければこの上ない喜びと励みになります。
それではまた、vol.2で。
杉山 大樹
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