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パーソナルカラー診断に行ってみた

ずっと気になっていたパーソナルカラー診断、ようやく行ってみたらかなり面白い体験だったので、備忘録がてら感想を書いてみる。

まだ暑さの残る10月下旬。
指定された建物にたどりつくも、緊張してドアの前で躊躇していた私の前に、めちゃくちゃ美人が出てきた。
そう、花城さあやさんである。
あまりにもSNSで見た通りの美人さんなので普通に見惚れてしまった。これぞ眼福…おっといけねえ。

カルテに基本情報を書き、好きな色とか軽く聞かれて、すぐ化粧落として診断へ。

見たこともないほど大きな鏡の前に座り、いよいよ診断スタート。たくさんの布が用意されていて、カラフルなものを眺めるのが大好きなのでそれだけでテンションが上がって楽しい。
そしていろんな色の布をテンポよく胸元にかけていくのだが、これがめちゃくちゃ早い。こんなに早いとは思わなかったので驚いた。
職業柄以前からパーソナルカラーに興味を持っていて、本を読んだこともあるのだが、正直な話顔映りとかそんなに変わるもんか?とちょっと懐疑的だったのは事実。しかし、ケープの色を変えると本当に顔が明るくなったり暗くなったりしたので、やっぱりちゃんとしたところでやってもらうと全然違うんだと実感でき、びっくりしたし面白かった。

ちなみに私はイエベブルベ関係なく、とにかくビビッドカラーと真っ白、真っ黒が得意らしい。基本オールブラックとかで生きてる人間なので、手持ち服のラインナップとそう変わらないのは大変ありがたい。しかも私の初恋ジェンヌであり不動のNo.1GOD、桜木みなとさんと同じタイプらしい。恐れ多すぎて穴に隠れたい。嬉しいけど。

続いてメイクレッスン。
基本的にメイクは「変じゃなければいいや」精神なので、コスメを買うのは必要最低限のみ(なんならもらい物で済ませて買ってすらない時も多い)。メイク動画とかも勧められて見るけど、すぐ飽きてアイドルのダンス動画見てたりする。たぶん、自分の外見(メイクや髪型とか)にあんまり興味がないんだと思う。
職業柄ビジュアル改善が必要だと言われ続けながら、目立った努力もしないまま1年半。眉毛の描き方からヘアアイロンの使い方まで、ほぼ全て上司に教えてもらい、とりあえずやり過ごしてきた。
が、自己流には限界があるし、いざ調べてみても情報量が膨大すぎるせいで何が何だか状態。そもそも試したりクチコミ見たりするのすらめんどくさい。それならプロに教えてもらえば早いんじゃね?ということで、メイクレッスンも受講することに。
別にコスメカウンターとかでもよかったのだろうが、やはり利益を追求する分、ブランドを超えておすすめを紹介するとかはできなさそうだし、そもそも好きなブランドとかないので(強いて言うならジェンヌさん達がよく使っていると言われるMACくらい)、割と中立的な立場でアドバイスしていただけるのはすごく助かった。

仕事との兼ね合いを考えたが、もうすぐ辞めるからと、思いきって男役さんメイクを教えてもらうことに。そしたらさあやさん、お手本としてまさかの和希そらさんを召喚した。いや憧れだから嬉しいけど恐れ多すぎて穴にk(以下略)
普段やってる感じとかを聞きつつ、右半分をさあやさん、左半分を自分で進めていく。教え方が丁寧なので、迷うことなく進められるのが大変ありがたい。
謎の自己流でフェイスパウダーはメイクの仕上げ、最後にするものだと思っていたので(フィニッシュパウダーという名称に引っ張られてた)、そう言ったら「ええ!?」「めっちゃ希少価値ですよ」って言われてウケた。実際はファンデーションの後にするものらしい。大学生になってメイクデビューしてから7年、幼少期の習い事も含めると十数年だが、この日初めて知った。どんだけ興味ないねん。(笑)

しかもお話上手で、随所に宝塚の話を振ってくださり、気さくなのも相まってなんか友達とお喋りしているような感覚だった。そして褒め上手。「肌めっちゃ綺麗」とか「唇の形が良い」とか。自分の顔、割とコンプレックスだらけで、その上それを隠す努力すら諦めているようなズボラだったが、キレイに見せる方法をたくさん教えてもらい、少し自信が持てるようになった(気がする)。

そして完成したのは、憧れていた男役さんメイク。楽しかった上、キレイに見せる方法やおすすめコスメを教えてもらい、憧れに近づけたことが、何よりも幸せだった。

帰り道、初めて百貨店のコスメカウンターでファンデーションを購入し、ウキウキで帰宅したのは余談である。

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