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強度HSP大学生のドタバタ就活記~1回目振り返り編~

しんどかった思い出しかないけど、確実に成長材料ではあるよね。
と思いたい。

約9か月間を費やして、内定ゼロに終わった私の1回目の就職活動について、備忘録として書いていきます。


時系列

2020.12 バイト先の同期に誘われ就職活動準備講座に参加。
     自己分析を始める。
     逆求人サイト、ナビサイトに登録する。
2021.1 説明会デビュー。
    逆求人サイトでスカウトされた企業にて、オンライン半日インター
    ン&面接デビュー。
2021.2 説明会積極参加。業界を既に絞り始めていた。
2021.3 就活解禁。手あたり次第エントリーしてESを書きまくる。最初は書
    けずに苦労した。月末から新卒ハローワークに行き始める。
2021.4 対面面接や合宿選考、書類選考に通り始めるが、全落ち。
2021.5 エージェントに人材が向いていると言われ人材業界に転向。集団面
    接に苦手意識。
2021.6 面接に落ち続け自信をなくす。通ったところもなぜ通ったのかわか
    らず。
2021.7 2社最終面接に進む。面談や分析を重ね時間をかけたが不採用。
    スイッチが切れる。
2021.8 再スタートを切ろうとエージェントを増やしてみるが、しっくりこ
    ない。販売業界も視野に入れる。説明会に行ったりするも、ESが書
    けない。
2021.9 おてつたび参加。3日目に、ようやく見つけたやりたいこと(のよう
    なもの)ができる合いそうな会社から不採用連絡。完全にスイッチが  
    切れる。
2021.10 悩みぬいた末、休学を決意。

期間:2020年12月~2021年9月
志望業界:マスコミ、物流、総合商社、アパレル(~4月)、人材(5月~)、販売(8月~)
使用ナビサイト:マイナビ(メイン)、クリ博、マスナビ、リクナビ、シンアド
スカウトサイト:オファーボックス、iroots、キミスカ
使用エージェント:irodas、ジョーカツ、マイナビ新卒紹介、新卒応援ハローワーク、大学キャリアサポートセンター、キャリアチケット、バリ活、doda新卒、DIG UP
説明会参加数:75社~80社
ES提出数:15社~20社
累計面接数:25社~30社

始めたきっかけ

・周りがやってるから。(この理由、自分では一番嫌いなやつ。)
・役者の夢を諦めたから。

楽しかったこと、面白かったこと

・いろんな会社のいろんな事業が知れたこと。偏ってたけど。
・全然名前聞いたことないけど業界シェアトップみたいな、よく聞く話もざらにあったこと。
・自分の好きなことを話して聞いてもらえたこと。

苦しかったこと

・誰にどう頼ればいいのかわからなかったこと。
・迷惑をかけたくなくて、自分のことなんだから自分で何とかしないといけない、それが当たり前、と抱え込みすぎていたこと。それすらも自覚していなかったこと。
・先に内定した同期を羨んで嫉妬して、素直に話を聞けなくなったこと。
・課題や卒論との両立ができなかったこと。複数のことを同時並行で行うのが苦手なこと。
・ずっと就活しなきゃいけない、好きなことは内定してからじゃないとしてはいけない。とにかく早く内定したい。と押さえ込んでばかりいたこと。
・マッチングしなかっただけとはいえ、不採用になると自分の努力が全て否定された気分になり、すごく落ち込んでしまうこと。
・こんなことでは社会でやっていけない、批判に弱いなんてダメだ、直さないと、と思えば思うほど辛いこと。
・正解がないこと。
・スーツが窮屈だし性別に合わなかったこと。
・茶番だと思ってしまって就活システムが受け入れづらかったこと。

後悔していること

・始める時期が遅くてインターン等に全く参加しておらず、優遇措置がなかったこと。また、働くイメージがつかめなかったこと。
・エージェント手あたり次第登録しすぎて誰の言葉を信じていいのかわからなくなったこと。
・就活で話せるような経験をしてこなかったと思い込んでいたこと。(営業のバイトや長期インターン、体育会で全国大会出場、ボランティア、長期留学など)
・理系ではないこと。(開発経験ゼロ)
・未来を描けなかったこと。
・内定をゴールにしていたこと。してはいけないとわかっていても、いざ面接になると落とされて傷つく、時間が無駄になったと思うのが嫌で怖くて、無意識に相手が求めていそうな答えを考えて合わせにいってしまうこと。
・時間の無駄になるくらいなら最初からやらない方がマシ、と思ってしまったこと。

今だから言える話

正直一度目の就活は、苦しい思い出がほとんどを占めている。進めれば進めるほど、自分で自分が嫌いになった。
特技は自己否定、気を使いすぎる性格が裏目に出て人と話すのが怖くなり、知恵袋で余計なことを調べてみんなと同じように頑張れない自分を責め、誰にも相談できず、誰の言葉も信じられず、早く内定しなきゃと焦り、好きなことは全部我慢…
だんだん最初から手を抜くようになった。不採用になっても傷つかないように、落ちて当然のテキトーな準備しかしなくなった。でもそんな自分にまた自己嫌悪。面接後はほぼ毎回泣いて、その自分の弱さにまた自己嫌悪。

始める前から、心のどこかで「たぶん、就活は上手くいかないんだろうな」と思っている節があったのは確かである。なぜなら、私は今まであまり大きな失敗や挫折をしてこなかったからだ。こんなに成功続きだと辻褄が合わなくなる、と思っていた。
今から考えると何の辻褄やねんと突っ込みたくなるが、当時は本気でそう考えていた。成功して幸せになるなど自分にはもったいないと思い込んでいたからだろう。要は「幸せ恐怖症」なのだ。そしてそう思い込むうちに、脳がそれを事実にするべくバカ真面目に働き、現在の状態に陥ったのであった。

今現在、私は約1年間の休学期間に入り、二度目の就職活動に向けて準備を進めている。これからどう進んでいくかは模索中。

まだ自己否定癖はあまり改善されていないし、また同じことの繰り返しになってしまったらどうしよう、などと不安も数えきれない。

ただ、私には一度目の就職活動で学んだことがある。

誰かに頼り支えられることは、迷惑をかけることではなく、自分のために必要であること。
自分は成功し、大切にされ、幸せになるべき存在であること。
自分が自分の一番の味方であること。

一見至極当然のようだが、自分にとっては確実に大きな収穫だった。

だから今度こそ、納得のいく結果を手にして、胸を張って社会に飛び出すために、
すごく小さいかもしれないし、弱っちいかもしれないけれど、

私は次の一歩を踏み出そうと思う。

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