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最前線で頑張っている医療従事者の負担軽減のために、ロボットで宿泊医療施設のオペレーションの実証実験。

 東京都では新型コロナウイルス感染症の感染者のうち、軽症者の宿泊療養施設の宿泊療養施設等の感染症対策に向けた実証実験を実施するため、使用するサービスロボットの公募を始めました。
cf. 軽症者の宿泊施設向けにロボット実証:東京都が公募開始(J-Net21)
 軽症者用の宿泊療養施設と似た構造の都内のビジネスホテルを使用して、配送、警備、清掃などの業務をロボットにより非対面・非接触で行い、対応スタッフや宿泊療養者の負担軽減、感染リスクの低減等に関する実証実験をするものです。

 実証時期は8月27日から2日間の予定。
 場所は客室やフロア廊下、ロビーで、対象とするロボットは宿泊施設全般の感染症対策や新しい日常、業務に役立つと考えられるもの
搬送(客室への物資の搬送、客室からの回収)
・音声対話(施設への依頼、宿泊者の心理的負担軽減)
・手続き支援(利用開始、終了)
・見守り(宿泊者の容体急変の検知)
・警備(適切な区域管理の支援)
・清掃(ロビーや宿泊フロアの清掃の自動化)
ゴミの排出時における感染症対策
消毒
などを例示しています。

 この実証実験は、東京都が抱える様々な社会的課題を解決する新しい社会実装モデルの形成と、それを支える技術力や東京の未来の姿を国内外へ発信するため、東京都の事業として実施されるものですが、新型コロナウイルス感染症の流行下、最前線で頑張っている医療従事者の負担軽減に役立つとよいですね。

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