『特別定額給付金』の申請手続きで重大な書き間違いが続出、要注意です!

 基準日(令和2年4月27日)現在において住民基本台帳に記録されている方に対し、1人あたり10万円を給付する『特別定額給付金』の申請手続きが始まりました。
 『特別定額給付金』の申請にはマイナポータルを利用したオンライン申請方式と、市区町村から受給権者宛てに郵送された申請書による郵送申請方式とがあります。
 オンライン申請方式では、マイナンバーカードのパスワードを忘れた方々が市区町村役場へ殺到したり、同じ方が何度も申請できたり、あるいは入力内容の確認のために想定以上の手間と時間がかかり、郵送申請方式より迅速な給付が可能として政府が推奨していたにもかかわらず、申請処理は遅々として進まず、オンライン申請方式を中止して郵送申請方式に一本化する自治体まで現れました。
 では、郵送申請方式は有効に機能しているかといえば、必ずしもそうとは言えないようです。
 市区町村から郵送されてくる『特別定額給付金』の申請書には、給付金の「受給を希望しない」というチェック欄があり、これを「希望する」というチェック欄と勘違いしてチェックマークを付してしまう方が続出しているというのです。
 誤って「受給を希望しない」欄にチェックマークを付してしまった場合、どうなるのでしょうか?
 申請書を提出してしまった後の修正はかなり難しいようです。
 市区町村としては申請者の真の希望で「受給を希望しない」欄にチェックマークが付されているのか、勘違いによるものなのかの判断が難しく、詐欺防止の観点からも、その対応に苦慮しているようです。一度給付が決定してしまえば、その後の修正は基本的にできないとされています。
 では、どのように対応すればよいのでしょう?
 それはただただ、記入内容をしっかりと確認すること。
 確認すべき記入内容は、誤って「受給を希望しない」欄にチェックマークを付していないか。
 それしかないようです。
 市区町村によっては申請フォームを見直して分かりやすいものに変えようとする動きもありますが、兎に角、十分にご注意ください。

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