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#11 【M&Aについて私たちが考えていること】M&Aによって社員たちに起こる変化

前回に引き続き、本日は「M&A」をテーマに、
代表取締役社長の永井と取締役副社長 共同創業者の望田による対談をお送りします。


M&Aの先になりたい姿

M&Aを通して強い仲間を増やしながら、未来を築く

望田 M&Aをした先にどうなっていきたいのか、という視点でいうなら、私たちはとにかく熱い。常に炎が燃え盛っているような会社なので、一緒に歩みを進めるパートナーを飽きさせることはないという自信があります。私たちが思い描いている終わりなき旅路を一緒に歩んで、充実感のある人生にしたいと思っていただけるなら、ぜひLMIグループに! そんな気持ちです。

永井 以前の記事でも触れましたが、私たちは限界のない会社だと思っています。今は、新規事業としてリテールメディアというマーケットに足を踏み入れたところですが、もうすでに、リテールメディアの次はどうするのかということを考え始めています。次の何かが始まったときには、またさらにその先の未来について考え始めることでしょう。この領域を極めたからOKという考え方は全くありませんし、まだ見出されていない価値を見つけ出そうとする営みを私たちが止めることはまず考えられません。

望田 そういう意味では、「会社をイグジットできたからもう安泰だ」「グループ会社の一部になったからあとはのんびりやっていけばいい」といった考えを持っている方とはフィットしない可能性が高いですね。むしろ、LMIグループの一員になってからさらに燃えて、これまで1人では見られなかった大きな夢を追いかけていけるんだと考えられる方、毎日のようにやってくる変革の波を楽しめる方とご縁があったら、私たちとしても嬉しいです。

永井 私がよく引用する言葉に、こんなものがあります。
「1人では見られない世界を見に行こう」
「早く行きたいなら1人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け」
言いたいことは同じです。ある地点までは1人の力で行くことができても、そこから先へ進むとなると1人の力では足りない。いろいろな人たちが集い、力を合わせてこそ到達できる場所がある、ということです。

漫画『ONE PIECE』でもそうですが、それぞれ特殊なスキルを持った登場人物たちが集まることで難局を切り拓いていく。私たちもM&Aを通して強い仲間を増やしながら、未来を築いていけたらいいなと考えています。

私、あるいは望田の特殊能力は何かといえば、「大きな未来を見据える能力」なのだと思います。私たちより頭の良い人はいくらでもいますが、大きな未来を描き出し、そこに向かって牽引していく力は誰にも負けていないし、それこそが私たちの最大の価値である、という自負があります。

望田 その志のもとに、いろいろな人が集まってくれたらいいですよね。例えば待遇の良さだけを求めて集った人たちと比べれば、志のもとに集う人たちの関係性のほうが強固でしょうし、一緒に熱くなって夢を追いかけたいなと思います。

社員たちが巻き込まれる変化

頻繁に変化する大変さと頑張った分だけ報われるフラットさ

望田 M&AによってLMIグループの一員になった場合、社員の方たちに何が起こるのかという話もしておきましょう。
正直に言うと、甘くはないかもしれません。あらゆるものが頻繁に変化する環境に置かれることになるので、大変だと思います。

ただ、頑張れば報われる、ということは間違いなく言える。当社が過去に買収した企業の例では、何の肩書もなかった社員が、1年ほどで副本部長クラスになりました。平均年齢50歳くらいの会社で、その社員は35歳前後でした。私たちにとって年齢は全く重要ではないので、年齢に関係なくフラットに、頑張った分だけ報われる。気概のある人にとっては本当に楽しい職場になるのではないでしょうか。努力次第で、とんでもない逆転現象も起こせると思います。

永井 お酒の席などで、よく言われるんです。相手が私に気を遣っている部分も相当あるとは思いますが……「永井さんのおかげでマジで人生が変わりました」と。

転職すれば人生が変わるのは当然ですが、LMIの場合、普通の転職とはちょっと次元の違う変化があるのだと思います。先ほど望田が申し上げた、1年で副本部長クラスに抜擢された彼も、LMIグループの一員に加わっていなければ今のような人生にはなっていなかった。そういう人たちが彼だけでなく、たくさんいます。LMIグループに入ることで「1人では見られない世界」を見ることになる人は、これからもたくさん出てくるのではないかと思います。

自身が責任を負って対処する人が評価される環境

望田 LMIは、代表の永井もそうですが、城にこもって盤上で駒を動かしているような、いわゆる軍略家タイプがいないんです。みんなが将軍として、戦場に出ていく。これから加わってくださる方たちにも大暴れしてほしいですよね。

永井 確かに、過去に抜擢された人たちのことを振り返ってみると、みんな“最後の砦”のような存在だったなと思います。人任せにせず、何か問題が起きたときには自分が全ての責任を負って対処する。最後の一人になっても戦えるような人。これからも、そういう気質の人がおのずと評価されるのではないかと思います。

今後M&Aについて対話をさせていただく企業様には、最終的に手を握り合えるかどうかはさておき、同じ“志”のもとで前向きな話し合いができれば嬉しいですね。少しでも関心を持っていただけた方には、ぜひともお気軽にご連絡をいただきたいと思います。

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