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読むと家づくりが100倍楽しくなる建築雑誌3選|magazine


こんにちは。

先日、お笑い芸人粗品さんの音楽ライブツアーに参戦したことにより、来週の記事は粗品さんの音楽について書こうと心に決めている中川です。

私は、2024年7月よりnoteをはじめ、毎週土曜日に記事を投稿しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。

自己紹介はこちらの記事をご覧ください。

さて、今回は家づくりをする際に、何を参考にしたら良いのかという視点から、オススメの建築雑誌を3つご紹介させていただきます。

建築はどうしても文字だけでは伝わりません。高専1年生の頃、先生に教わったことがあります。それは、「建築は工学の側面芸術の側面を持ち合わせている」ということです。

そのため、建築には詳細な図面や美しい写真が必須であり、この令和の時代に“雑誌”と言う媒体が欠かせない要素となっています。

特に、楽しいはずの家づくりが少し苦しく感じ始めた方や、家づくりに対して重い腰が上がらない方のヒントになればいいなと思っています。





➊住宅特集:株式会社新建築社

住宅特集 2024年8月号



建築の中でも『住宅』に特化した専門雑誌です。

建築家がつくる住宅を見たことがない方がこの雑誌を見ると、

『え…!?こんなことできるの!?』

と必ず目を丸くされると思います。みなさんが街で見たことがない住宅がたくさん掲載されています。

毎号10数件の新しい住宅を、斬新な住宅の切り口、住み方という概念の提案、技術的な側面からの美しい写真などワクワクがとまりません。上の表紙を見ただけで開きたくなりませんか?

ハウスメーカー選びをされている方にとっては『参考になるのかな?』と感じるかもしれません。

しかし、『家ってこんなこともできるんだ』ということを知ってもらいたいというのが私の想いです。

この雑誌をハウスメーカーさんの営業の方に見せながら、『こんなことってできますか…?』と聞いてみると新しい発見があるかと思います。

もちろん建築家、設計士さんと家づくりをしようと考えている方にはドンピシャですので、ぜひ参考になればと思います。騙されたと思って一度手に取ってみてください。月刊誌ですが、何月号でも構いません。

もちろん私も毎月穴が開くほど、隅から隅まで読んでいる雑誌です。




➋a+u(Architecture and Urbanism):株式会社新建築社

a+u 2024年1月号


海外の建築を伝える唯一の和英バイリンガルの建築雑誌です。

a+uの取材ネットワークは全世界に及び、100余カ国を網羅しています。これら各国の建築家を直接取材し、毎号独自の視点で編集することにより、生の動向をいち早く読者の皆様にお届けしています。

海外の建築が多く掲載されており、海外の有名建築家の大胆な手法を知ることが出来るのです。

日本の建築は、どうしても避けられない地震リスクや日影規制などの法的制約があります。そういった制約を一度忘れて、『あぁ、こんな空間っていいよね』と固定概念を思いっきり壊してくれる雑誌です。

好きな国がある方は、そのまま日本でつくってみるのも面白いですが、いいなと思った一部分を真似して住宅に取り入れてみるとアクセントになって愛着が持てるようになるかと思います。

日本との差異を感じながら、知識の幅を広げるために私もよく読んでいます。




❸ARCHIES(アーキーズ):ArchiTap編集部

ARCHIES 2024年9月 創刊号


2024年9月1日創刊の全く新しい建築雑誌です。

建設業界全体の人々にフォーカスを当てており、これまでの雑誌のように建築家だけにフォーカスをあてていないのが1つの魅力です。

建築を動かす「人」を中心に、建築業界の「働き方」や「技術」、「他業界」との連携など、建設業界を広げながら情報収集するための1冊となっております。

そして驚くべきは建築学生が集まってつくられています。もちろん編集長も建築学生です。

しかし、学生のつくった雑誌だからと侮ってはいけません。これから建築業界を動かしてやるんだと言う若い世代の新しい視点、そして何より熱い想いを受け取ることができます。

特集の「世論から賛否両論を受ける建築物を問う」などは、これまでの建築専門雑誌ではあまり触れない話題ながら、一般市民感覚的視点でもある記事として面白いなと思いました。




いかがでしたでしょうか。
皆さんが読んだことがある雑誌はありましたか?

今回は家づくりにフォーカスして3つに絞りましたが、その他にいくつか挙げてみると、以下のよう雑誌も魅力的です。

・新建築
私がこれまで最も読んできた建築雑誌です。公共建築など規模の大きい建築を中心に、建築作品のグラビア、図面、設計者コメントなどが掲載されています。旅行の目的地探しにも使えます。建築が好きになっちゃいます。

・GA JAPAN
有名建築家にフォーカスした建築雑誌です。施設名からではなく建築家名から探すことができるので、建築家と家づくりをする!と心に決めている方は必見です。

・Casa BRUTUS
建築に馴染みのない方が最も読みやすい建築雑誌です。建築を中心に、デザイン、ファッション、食、アートまで幅広いジャンルが掲載されています。休日の午前中にコーヒーなんて飲みながら読むと幸せな気持ちなれます。

・I'm home
都市型のライフスタイルをテーマに、ハイエンドな住宅、インテリア、ファッションなどが掲載されています。より上質なデザインを求めている方にオススメです。

・CONFORT
現在のマテリアルに着目した特集や、色づかいにフォーカスした内装デザイン特集などがあります。

是非気になった雑誌を手に取ってみてください。

私は毎週土曜日に、不動産業界のリアルや家づくりの疑問について更新していますので、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。みなさんの理想のお家、読んでみたい記事のテーマについてコメントで教えてください‼

お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた来週。


新建築 2024年9月号




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