絵でわかるGoogle Cloud 『実践 SRE』 #gc_appmodern #湊川あいグラレコ
こんばんは! IT漫画家の湊川あい(みなとがわ・あい)です。
Google Cloud Japan さんのオンライン放送「App Modernization OnAir」。前回に引き続き、第12回目に湊川あいがグラフィックレコーディングで参加。セッションの内容を、イラストでわかりやすくまとめました!
今回イラスト化したセッションはこちらです。
【タイトル】
『実践 SRE』 #gc_appmodern
【スピーカー】
手塚 卓也 さま:株式会社スリーシェイク Sreake 事業部 部長
SREロードマップ
▼現場のあるある問題:
SREチームを作ったはいいものの……
現実問題「SREなんでしょ? これもやっといて」と言われてしまい、様々なタスクを押しつけられるハメに!?
▼改善策:チームの役割を明確に!
・Googleの提唱するカタチにとらわれず、今の組織やチームに合わせてアレンジすることが大切
・さらに、他チームと密に連携し「協働」することで、SREチームが取り組んでいることの理解を得る
SLI、SLO、SLAって何? 図解で整理!
SRE の仕事は「データドリブン」です。
具体的な数値データを元にして、施策を打っていくわけですね。
そのためには、まずはメトリクスやログなどのデータをとにかく集めていくのが大切です。
そして、それらのデータの中から、目的に合致した SLI、SLO、SLA を設定します。
SLI、SLO、SLA の違いは、イラストにまとめたとおりです。
「そもそも何の項目を指標として計測するのか?」が SLI。
SLI として設定されるのは、たとえば レスポンスの速さや、エラーの数です(どんな項目をSLIとするかは、サービスや組織、目的によって異なります)。
そして、その中の「内的な目標値」が SLO。「対外的な保証値」が SLAです。
対外的というのは、社外の顧客に対して「この数値以上 or 以下は、保証できますよ」と言える値のことです。
「そもそも SRE とは何か」 を学びたい方に
手塚さんによると「そもそも SRE とは何か」を学びたい方には、こちらのコンテンツがおすすめとのことです。
SRE本(Web上で閲覧可能・英語)
・https://sre.google/sre-book/table-of-contents/
・https://sre.google/workbook/table-of-contents/
SRE をわかりやすく理解出来るコンテンツ
・Google Cloud Days SRE の基本と組織への導入 〜 サービスレベル目標やエラー予算などサービスの信頼性に対する考え方〜
・3-shake SRE Tech Talk #2 (Google Cloud 篠原様による登壇)
手塚さんイチオシの資料、ぜひ参考にしてみてくださいね。
動画配信を見逃した方は、アーカイブをこちらからご覧いただけます!
次回予告
次回の App Modernization OnAir は
2021 年 7 月 21 日 (水) 18:00 - 19:00 です。
テーマは 『GKE ネットワーキング 最新機能 Deep-dive』
オンライン放送の視聴は、もちろん無料!
全国どこからでも、どなたでもご覧いただけます。
事前にこちらの公式ページからGoogleアカウントで登録することで、放送前に配信URLがお知らせされますよ。
それでは、次回の配信をお楽しみに〜!
▼今までの『絵でわかる Google Cloud』シリーズの note はこちらにまとめています!