佐久間アレルギー

前々から、ある程度付き合いが長くなってくると、一定数「佐久間アレルギー」みたいな人が出てきてしまってある日突然縁が切れてしまうことがある
仕方のない事だし、出会いがあるから当然別れがあることも分かってはいる
いくら大人同士の付き合いだって、わたしの発言が相手の許容範囲から大幅に溢れてしまったらアレルギーみたいに拒絶反応が出る事もある。何度やらかしても学ばない、いや学べないのである。ADHDであるがゆえに空気が読めないから。（開き直っている訳ではない）

まずわたし自身の話を軽くさせてもらう。
幼少期は家庭環境が劣悪、容姿に恵まれてる訳でもなく、むしろ親からは散々外見も内面も貶され、挙句は小学校三年生の時に義父のかかと落としが脳天に直撃して頭蓋骨骨折で入院する、なんて虐待まで受け、小学校四年生時は担任からいないもの扱い、家では義父からの性的虐待も始まり、中学生に上がったら一年はなんとか平和に過ごせたけど、二年のゴールデンウィーク明けから突然学年中からのイジメ。（当時はスマホもLINEも学校裏サイトもなかった時代なので、どこで学年全体まで広まったかは未だに分かっておらず。）
どこにも居場所ないなあなんて感じで育ったくせに、自意識過剰で、自己肯定感が高くて、バカなくせに一丁前に人様に向かって意見したりもする。

わたしとは真逆のタイプの人がこれを毎日見せられたら嫌な気持ちにもなると思うし、恐らく劣等感を抱えている人から見たら、モンスターに見えるかもしれない。

でもわたし、本当は毎日泣いてるし、頑張れなくて布団に寝転んだまま一日が終わってしまったりするし、人生に絶望して衝動で自杀殳行為に走ることもあるし、被害妄想で110もするし、空気が読めず、かつ、言葉足らずで相手の気分を著しく害してしまうこともある。

それでも。障害者手帳2級でも、発達障害コンプリートでも、学歴がなくても、特別可愛い訳じゃなくても生きていけんだよ、って道標みたいな物になりたかったけど。
相手からしたらただの勘違い自意識過剰おばさんにしか見えないんかな……

わたしのような精神障害者が自信を持つのはダメなことなんかな。何かしらのコンプを抱えてるように、そしてひん曲がってひねくれ者みたいな思考で生きていかなきゃいけないんかな。


今回は、成人しても親元で暮らして毒親ガー！とか言ってるくらいなら、さっさと世帯分離して生活保護受けて障害年金受給して住民票も閲覧制限かけたりして親と縁を切ればいいのに、と伝えたら、わたしと相手との縁が切れてしまったんだけどね。

冷静に考えて相手はただ、同調してもらいたかっただけなのかもしれない。
でもごめんね、ごめんなさい、空気が読めなくて。本当に申し訳ない。
親のことであれこれ悩むくらいなら、大人なんだし具体的に行動を起こした方が良いのでは？と思って現実的な事を伝えたかったんだけれども。

多分わたし、人間として産まれるのが初めてなんだと思う。
日陰でいつまでも根腐れしているより、行動を起こした方がよいのにな……と。
置かれた場所で咲きなさいとは言えど、咲いた場所で一生を終えなくてもいいんじゃない？と。

わたしは、そう思うんだ。