ジェームズランゲ説
笑うから楽しい。
涙が出るから悲しい。
ほら、笑えよ。
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「ジェームズランゲ説」
出来事(刺激)に対してまず体が反応。
そして、意識することで感情が生まれるという説。
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こんにちは、僕です。
今回はジェームズさんとランゲさんの「ジェームズランゲ説」を紹介します。
これはとても面白い。
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「説」と言われる心理効果はその名の通り、諸説ありまして、はっきりと証明されている心理効果ではありません。
多分正しいけど、それが本当かどうかの証明が難しかったり。
「ジェームズランゲ説」もその一つです。
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人は涙が流れる事で「悲しい」という感情が生まれる。
人は笑顔になる事で「楽しい」という感情が生まれる。
身体的な変化や反応から感情が生まれるという説。
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これが「ジェームズランゲ説」です。
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「...微妙じゃね?」
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分かるわーその気持ち。
そうなのよ。
悲しいという気持ちが強くなって我慢できなくなって涙が零れる事ってあるじゃない?
笑っちゃいけないと思って我慢してるけど、誰かが笑うから笑っちゃうでしょ?
その雰囲気が楽しかったり、その事象が悲しい訳で、体の反応が先で感情が後ってのはどうも考えにくい...。
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しかし「ジェームズランゲ説」はこんな事も言ってます。
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「意図的に表情や体を動かす事で感情をコントロールする事ができるじゃないか」と。
笑顔を見せる事で緊張が解ける。
身体を伸ばす事でリラックスする事ができる。
涙を流し悲しんでいる人でも、笑顔にする事で負の感情を払拭する事ができる。
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「なるほど。」
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これは確かに分かりますねー。
無理して笑ってるとかではなく、笑う事で嫌な事を忘れられるし、ノビをしたり寝転がる事でリラックスする。
確かにありますね。
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ただ、これらは恐らく「引き寄せ効果」や「プラシーボ効果」も関係している気がしますね。
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感情のコントロール方法は人それぞれですが、「泣けば泣くほど悲しい」し「笑えば笑うほど楽しい」という事はあります。
僕の場合、悲しい時はいつも枯れるまで泣いてスッキリするタイプです。
楽しい時は怒られるぐらい大声で笑うタイプです。
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感情のコントロール方法も色々あるよ。
という話でした。