こころもからだに関係する
ずっと
栄養がからだに与える影響の大きさについて
書いてきたけど、
この記事はちょっとそれとは違って、
こころがからだに与える影響について。
これもとても大きいな〜と思うの。
◆こころも関係する
私を悩ませたのは、
息子のからだの動きやすさが
日々違ったこと。
ものすごく元気に歩けることもあれば、
すぐにへたってしまうこともあって、
そのあまりの違いに
私は混乱したの。
徐々に動けなくなっていくのではなく、
動けたり、
動けなかったり、
動けたり、
動けたり、
動けたり、
動けなかったり、
動けなかったり、
で。
昨日は元気に動いたのに、
どうして今日はそんなになっちゃうの?
って、イライラした。
この私のイライラは、
息子がそうなっていることに対する
反応なのではなく、
自分自身の中の
病気に対する恐怖の反応、
だと気づいたのはあとのこと。
病気に対する恐怖。
病気の進行に対する恐怖。
目の前のことを見ているのではなく、
起こっていないこと、
起こるかどうかもわからないことを
想像して、
そこに感情が動いてた。
自分の中に
そういう恐怖があることがわかったのは
このあとしばらくしてから。
この時はそれがあることさえ
わかっていなかったの。
でも、
この恐怖があることに気づいたことで、
私は大事なことにも気づくことになる。
その話はまた次の機会に。
さてさて、息子のことに話を戻そう。
こうした
からだの動きの変動が
起きるようになったのは
小学校の中学年のころ。
息子は、
当時の担任の先生との関係が
うまくいかなくて、
突飛な行動にでることもあったの。
連絡帳に
赤字でバカバカバカと書きなぐるとか。
それは
息子なりの発散の仕方だったし、
それがどうした?っていう程度の
ことなのだけど、
それをみて先生はさらに、
「きーーーっ」となってた。
そういうことをやる子は悪い子だと。
その時の私の精一杯で、
何があったの?と
息子の気持ちや言い分を聞いたり、
先生に事の次第を確認しつつ、
息子の言葉を伝えてみたり、
子育て方講座とかを聞きに行ったり
したけど、
でも、
息子の気持ちに
私がしっかりと寄り添えていなかった
と思う。
息子から見たら、
私が先生側に立っているように
見えたかもしれない。
私自身が小学生の時に、
母が思いっ切り先生側に立って
私を非難したことが
とても嫌だったくせになぁ。。。
息子の体調のアップダウンは、
そういうメンタルなものも
原因としてあったように思う。
楽しいことや嬉しいことがあると
からだが軽くて、
嫌なことがあると
からだが重い。
健常でも、
そういうことってフツーにあるよね。
それが、
息子の場合、
とってもわかりやすく表れていたの。
こころもからだに影響する、
という経験を
私は重ねていっていたと思う。
◆筋ジストロフィーのこころ
これはずいぶん後になってから知ったことで、
必ずしもみんなに当てはまるわけではない
と思うけど。
ルイーズ・ヘイの本
「ライフ・ヒーリング」に
こう書いてあるのを見つけたの。
<病気や問題>
筋ジストロフィー
<考えられる原因・内的要素>
極端に怖がる。
物、人をコントロールせずにはおれない。
安心感を強く求める。
何も信じられない。
繰り返すけど、
みんながこうだというわけではない
と思うよ。
ただ、
息子に当てはまる部分があると思うし、
本人も、
「そうかも!」と。
誰にでも、
思いぐせとか考えぐせというのが
あるけど、
息子の場合、
怖いと思いやすくて、
それで、
身を守るために
からだやこころを固くする傾向が
あるように思うの。
だから、
担任の先生から怒られたことで怖くなり、
自分のことをわかってくれない先生を
信じられないという氣持ちが強くなって、
安心安全を求めて
こころとからだを固めてしまった。
同じことで怒られても
言い返して平気なお子さんも
実際にいらしたしね。
息子のそういうところが悪いということでは
まったくなく、
こういうふうに感じたり反応したり、
それにまつわる体験をすることを、
息子は決めてきたんじゃないかな
と思う。
そして、
私はそれにどう対処したらいいのか、
息子と一緒にたくさんの経験を
させてもらっていると思う。
うまくいくことも、
ちょっとだけうまくいくことも、
期間限定でうまくいくことも、
まったくうまくいかないことも、
かなりアヤシイこともあったけど(笑)、
どれも経験しなくちゃわからないことだった。
経験は宝!!
そして、
このページの一番下の欄に書いてあるのは
<新しい思考パターン>
安心して生きていられる。
自分に自信を持つ。
今の自分に満足する。
自分を信じる。
息子自身がいろんな経験をして、
こういう思考パターンに変わったら、
何かが変わるのかもしれないし、
変わらないかもしれないし。
そもそも
こういう思考パターンになることを
やりたいのかもわからない。
他の思考パターンかもしれないし。
息子ではなく
私に必要な思考パターン、
と見ることもできる!!
私が病気に恐怖を感じていたことは
上に書いたとおりだし、
自分にもっと自信を持ちたいし(笑)
病気があっても無くても、
子育てや生き方について
「こうしたらすべてうまくいく」方法を
誰も教えてはくれないし、
頭で考えていてもしかたないので
ご縁のあること、氣持ちの動くことを
やってみるしかないのだけど、
唯一の正解なんてなくて、
自分なりの解を見つけるんだな
と思うようになって、
楽しみに思えるようにもなってきたの。
そうやって、
自分も育っていくんだな、
すでに育った私でなくていいんだなって。
そりゃもう、
伸び代たっぷりよ♡