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身体の声を聴く「パート2」

前回、身体の声を聴けば未病や不調を防ぐことに繋がるという話しをしました。

そして、内視(体に意識を向ける)の簡単なやり方も紹介しました。
読まれてない方は、下記リンクからぜひ、お読みください。

今回は、さらに良くある事例から説明?紹介?したいと思います。

いつも通り、エビデンスや化学的に証明するものはありません。あくまで整体師として長年、多くの方を診て来ての個人的な考えです。
こういう意見もあると、一つの参考にしてもらえたらと思います。
信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

さて、本題の「身体の声を聴くパート2」です。
健康の為とか、ストレス発散のためとか、運動不足解消にとか…
様々な理由で「ストレッチ」「ヨガ」「○○体操」「エアロビクス」など取り組んでいる方も多いと思います。

そこで、これらを行う時、行っている時にも「身体の声を聴く」ことを忘れないでほしい!
「身体の声を聴く」=「体話」です。

良くあるのが、正月休み前に運動不足で身体が固まっていて、年末年始に調子悪くなるの嫌だからストレッチをしたら腰を痛めてしまった…

健康の為、調子を良くする為に行ったストレッチで腰痛では、本末転倒ですね。
でも、笑いごとじゃないんですよ。
何人も、そういう方を施術してきています!

しかも、そういう方に限って、明日から旦那の実家で…
何とかならないかと…

施術する側としては、1回で!?…
いや、厄介です(笑)
でも、まあ、多くの場合は何とかなるんですがね。
いや、なんとかするんですがね(笑)

宣伝になっちゃいますが(笑)
1回で痛み解消、出来なかった前屈ができるようになった実例です。
ベッドに向かって前屈しているのは、痛くて倒せなかったので、前屈するのが怖いという気持ちを和らげる為(ベッドに手が付ける安心感)です。
↓↓↓↓


ストレッチで腰を痛めてしまう方、ジムでトレーニングして身体を悪くしてしまう方の共通点は「身体の声を聴く」=「体話」していないという事です。

どういうこと????

固くなっている身体でストレッチをすると「曲がらない」「伸びない」となりますね。
でも、身体の声を聴く(体話)ことが出来ないと、頭で考えてもっと曲げなきゃ、もっと伸ばさなきゃ…となる。

で、身体の限界を超えて無理やりやってしまう…
結果、身体を壊す(痛める)…

と、何のためにストレッチやトレーニングをしたのか…
元より悪くするという最悪の結果に…

頭で考えるのではなく「体話」する!
これがとても大切になるわけです。

どうやって!?

ストレッチならゆっくりした動作で身体に意識を向けて「気持ち良い」か「痛気持ち良い」所で止めて20秒。
ポイントは「気持ち良い」「痛気持ち良い」です。

この身体の感覚を無視して、「もっと曲げないと」「もっと伸ばさないと」とやると痛めてしまいます。
頭で考えるのでなく「身体の声を聴く」「体話」!

ヨーガ(ヨガ)も同じです。
周りの人より硬くて同じポーズが取れない…
無理してポーズを取り痛めてしまう…

「身体の声を聴く」「体話」してれば身体を痛めない。
やっぱり「気持ち良い」「痛気持ち良い」ところまでです。

その他もみんな一緒です。
トレーニング、○○体操、ピラティス…どんな事であれ常に「身体の声を聴く」「体話」を忘れずに!

あと、先ほどの例で正月休み前と伝えましたが、実はお盆休み前はけっこう大丈夫なんです(笑)

なんでだと思います。

それは「気温」が関係しています。
【冷える】→【固まる】→【痛くなる】の法則です。

冬は体が冷えて固まっているだから、夏よりも痛めやすい…

まあ、感覚的にわかると思いますが、冷えが身体を固くする事を少し、掘り下げます。

例えば水は零℃で氷になる。極端な例ですが、冷えると固くなりますね。
それから、お肉を焼いた後の脂はフライパンが熱いうちは透明でサラサラですが、フライパンが冷えると白く固まる。

ヒトの身体も一緒です。
もちろん、例のような極端ではありませんが…

身体が冷える→血液中の脂が固くなり→ドロドロ→血流が悪くなる→筋肉や内臓の代謝が悪くなる→固くなり→関節がギシギシ→無理に動かすと筋肉は伸びない→切れる→痛める

ちょっとテキトーに書きすぎましたが、だいたいイメージとしてはあっていると思います。

だから、気温が低い時期は特に「身体の声を聴く」「体話」が大事になります。
固まっているのを感じて、頭で考え「あ~しなきゃ、こ~しなきゃ」ではなく「体話」を心掛け感じ取りながら動かす。

でも、前回、お話ししたように「身体の声を聴く」には、ある程度、練習?訓練?修行?しないと難しい。

是非、健康体づくり、病気やケガの予防、不調知らずで楽しく充実した生活を送るために「身体の声を聴く」「体話」を習慣化してくださいね♪

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