Mobile E-sportsとunofficial league
初めまして、Ryuhです。今回からeスポーツをE-sportsと表記します。こっちのがかっこいいからです。横文字を多用することでカッコいいタイトルを目指しました。
最近はE-sportsについてよく考えるのですが、どうもこの記事に大した需要はないんじゃないかな、と思い始めています。違うアプローチの仕方があるんじゃないかな、と。というのも、僕の記事を読んでくださっている方はE-sportsのことがとても好きな人ばかりで、本当に熱心に調べられている方だと思うのです。
対象を変えるのではなく、より増やす。その為の方法、自分なりのE-sportsを模索中です。後2記事ほどはE-sportsについての見解を書きますが、それからはちょっとベクトルを変更する予定です。
実は、noteを始めたらやりたいことがありました。正直そんなに短時間で成し遂げられると思っていなかったので、長期的な視野で考えていたことです。しかし、今の飛ぶ鳥を落とす勢い(というよりは威勢と高いモチベーション)を活かして、随分と短期決戦的戦略に切り替えました。
ですので、これからの記事は一層主観と推論が増えるかも知れませんがご了承ください。高校生の一つの見解程度に見做していただけたらと思います。年齢を盾にするのはズルいのですが。
それではよろしくお願いします。
ジャンル過多なE-sports
E-sportsというのはゲームによる競い合い、大会のことです。その中には、数多くの"タイトル"が存在します。公式大会やリーグが行われ、多額のお金が動いているゲーム、それによってプロゲーマーの存在するゲーム。それらは、今や数え切れないほどにあります。少し盛ったかもしれません。ですが、一つの比喩として、それら全てのタイトルの公式リーグやプロの普段の動画見られ、熱狂できる方はいらっしゃるでしょうか?僕はそれは無いと思います。あまりにもタイトルが増え過ぎました。
それらのタイトルは、マクロに見ることでジャンル分けを施すことが可能です。
一般的には、"FPS","TPS"などのシューティングゲーム。更にはそれらから派生した"バトルロイヤル"。或いは"RTS"、やはりこれから派生した"MOBA"など。また、"格闘ゲーム"に"スポーツ"などのジャンル。そして、"OCG"。その他、ジャンルに属性させるのが難しいタイトルも存在します。
基本的に一つのジャンルをプレイするので人は精一杯です。エンジョイとしては出来ますが、それらをE-sportsとして本気でプレイするのは無理難題と言って過言ではありません。
同ジャンルにおける多タイトルのトッププレイヤーならまだあり得ますが、他ジャンルにおける多タイトルのプロなんていうのは夢のまた夢。もしいたら、化け物と称して相違ないでしょう。
僕は高一の秋にE-sportsを本気で考えようとして多くのジャンルのゲームに触れ、出来る限りプロシーンなどを見るようにしました。
プロゲーマーを目指すには賢い方法ではないのですが、僕はE-sportsが好きだったのも、元からそこそこのゲーマーだったのもあり、結構暴飲暴食してました。
でも、正直多すぎます。追い切れるものも追いつけません。やったことのないタイトルは、すぐに見なくなってしまいます。
しかも、ゲームって増えるんです。話題の新作が台頭していくんです。Fortnite、APEXLEGENDSなど、最近の例ではないでしょうか。
ほんとに、追える方がおかしいんです。
E-sportsを見る理由って、自分のしてるゲームのトッププレイヤーが集まってるから、見てて楽しいんです。やったことのないゲームではハイレベルなプレイも白けるというか、その凄さを実感しきれないのです。それは、プロのしていることの難しさが自分の物差しで測れないからです。
多くのジャンルのE-sportsが蔓延っているこの状態が引き起こす障害に、E-sportsの定義というものがあります。これらを一括りにゲーム大会とするには、僕は些か反対です。確かにみんなゲームの大会なのですが、プレイする身、それをE-sportsと思う身としては、あくまでFPSの大会、格ゲーの大会なのです。
微妙なニュアンスの違いだと思います。ゲームとE-sportsは違う。名称が違うのは、単純に別の定義があるからですし、言うなればE-sportsというのは後付けのタグみたいなものです。ゲームが、故意にせよ偶々にせよE-sportsとなるだけの能力を持っていたが為にE-sportsとなった。そう考えていいと思います。
その定義の問題の中に、また一つ障害が増えたのではないかな、と僕は考えています。
それが、"Mobile E-sports"です。E-sportsというとPCとか、据え置き機が今までの普通でした。しかし、スマートフォンの急速な普及によってMobile E-sportsはその頭角を現します。
何より、手軽に遊べる。よって、アクティブユーザーと非アクティブユーザーの違いに関わらず、ユーザー人口が増えます。ユーザーが増えればその中には当然アクティブユーザーも増えます。
更に、基本プレイ無料というそのスタンスも流行の後押しをしていると考えられます。取り敢えず触ってみよう、面白くなかったら辞めればいい。ノーリスクで自分に合った娯楽が見つけられるのはどうにも魅力的でしょう。
明確なデータはありませんが、高校生である自分の周りを見る以上、PCゲームよりもスマホゲームの方が、よっぽど遊ばれています。
PCも、元々はゲーム目的で作られたものではありません。それでも未だにPCゲームでのE-sportsが一番多いというのは、PCゲームが長い間遊ばれてきたからだと思うのです。その歴史を鑑みれば、当然Mobile E-sportsもその境地に達することは可能だと思います。
なんにせよ、Mobile E-sportsは更にE-sportsの幅を増やしたということが言えますし、それによってジャンル過多な界隈が一層意気揚々とし始めたと考えられます。
それにはなんの問題もありません。プロの枠は増えます、お金もたくさん動きます。全体の人口が増えれば当然、メディアからの注目も一層集まります。どんどん、ジャンルもゲームも増やすべきでしょう。
悪いことは一切ない。というと大袈裟かもしれませんが、少なくともE-sportsを盛り上げるに当たってMobile E-sportsはこれからもどんどん活躍してくれるでしょう。僕は期待しています。
unofficial leagueはE-sportsへの世間の目を変える
なんだかカッコいい書き方をしていますが、要は非公式大会についてです。完全に僕の趣味が出ています。
僕は、このunofficial leagueこそがこれからのE-sportsの興行に欠かせないと思っています。というのも、結局E-sportsというのは競い合いな訳です。競い合う場が多ければ多いほど、盛り上がるはずです。
ユーザー人口が増えれば、大会規模も増します。そして、アクティブユーザーが増えればプロシーンの需要が増えます。プロシーン観戦の需要が増えると広告の需要もまた上昇します。広告の需要が増えるほど、unofficial leagueの規模は拡大し、更に派手な大会、高額な賞金が動きます。
このサイクルを生み出すことこそが、E-sports存続の鍵です。E-sportsの中、ゲームの売り上げなどだけで生産するのではなく、どんどん外から供給すべきですし、その為に需要を喚起する必要があるわけです。
公式リーグ、公式世界大会というのはもうほとんどのE-sportsタイトルが開いています。日本でも、国内リーグが沢山あります。
それは、あくまで公式が催しているものです。公式とはイコールゲームを作っている会社です。ゲーム会社は自社の売り上げの為に、コンテンツの存続の為に大会を開くわけです。
元々は、恐らくこれこそがE-sportsでしょう。しかし、それはE-sportsを盛り上がるのではなく、そのタイトルを盛り上げているわけです。
全く違う生産性を作る為には、非公式の大会がE-sports全体を盛り上げる必要があるのです。
更に、前項のジャンルの多様化と同ジャンル内のゲームタイトルの増加。これによって引き起こされるのは、ユーザーの取り合いです。
全部見て全部やれればいいのですが、E-sportsを盛り上げるのには熱狂的なそのゲームのファン、それこそプロを目指すユーザーが必要です。その為にゲームを面白くして、飽きられないようにアップデートでコンテンツを増やす。他とは違う面白さ、他のゲームの悪い点を改善する。日々、そんな競争がゲーム会社間には起こっているわけです。
マルチ的競争市場といえばなんだかカッコいいのですが、どうもコンテンツ内のチキンレース化もあり得るかな、なんて思います。
結局言いたいことは変わらず、とにかく外からユーザーを増やしましょう、その為に非公式大会を増やしましょう、という提案です。
E-sportsの認知度は正直十分です。かなり取り上げられているからです。ですが、世間のE-sportsへの印象はあまりよくないと思います。大分改善はされても、ゲームへの偏見は免れません。
まぁ、ゲームをしたら成績が下がっちゃうのは事実なので僕にはなんとも言えませんが。そんなに勉強ばっかしてもな、という学校への文句は僕の成績が悪いからでしょう。あまり言及しません。趣旨が変わっちゃいます。
でも、プロゲーマーを目指してる人は、憧れる人は、めちゃくちゃ多いと思うんです。ゲームは、勉強よりずっと楽しいからです。少なくとも、僕にとっては。
悲しきかな、そんなプロに憧れる人が、あまり声を大にしてなりたいと言えるような世の中ではありません。
人はそれぞれです。十人十色です。
声を大にする勇気がなければその先使えないなんてあまりに決めつけが過ぎると思います。案外、勇気が湧かない人もいるもんです。少なくとも、僕はそうなのです。
そんな世間一般の目を変えるには、メディアによる印象の操作、というと悪いことのようなので、改善が必須です。E-sportsについて書いてるこんな記事なんて、偏見を持つ人々の目の端にもとまりやしません。とまっても鼻で笑われて小言言われます。経験則です。
僕のド偏見かもしれませんし大幅に的外れかもしれませんが、少なくともメディアはE-sportsに注目していると思います。それだけ学生及び若い世代を中心にE-sportsは力をつけ、取り上げるだけの需要を占めているはずだからです。
チャンスです。unofficial leagueは今こそ開かれるべきです。みんなが大好きなE-sportsを盛り上げて、プロを目指すことを声を大にして言えるような。そんな世の中を、僕は所望します。そんな世の中に、したいと思っています。なればいいな、と願う時期は過ぎました。頑張ります。
最後に
なんだか、また今回も雑になっちゃった気がします。でも、心からの思いをまたぶちまけたので、それなりに頑張ったかな、とも思ってます。
僕のやりたいことというのも、このunofficial leagueです。ゆくゆくは己の手で運営をしたいとは思っています。E-sportsの大会がもっとあったら、チャンスに対して振り絞れる勇気って変わる気がします。その日の気分次第みたいなところもあるので、毎日どこかで非公式大会があって、賞金とか動いてたら、年に一回くらい、やってみようかな、と思えるかもしれません。
無力な自分は嫌いです。弱い自分はコンプレックスです。こんなことを書くのも、僕がまだまだクソ雑魚だからです。でも、雑魚はそれ以上、下に落ちないことを知ってます。案外やりたい放題なことを、自覚しています。
雑魚なりに考えてます。頑張る気があります。どうか応援してくださると、雑魚は大いに喜びます。
いつもいつも、本当に読んでいただけでいることが何よりの喜びです。読んでもらえない苦しさを知っているからでしょうか、それとも読んでもらえること自体が全ての人平等に価値あることだからでしょうか。難しいことは分かりません。しかし。
本当に、読んでくださりありがとうございました。この気持ちは本物です。