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DIYでエコカラットをつけてみた!
こんにちは、LIXILトータルサービス 編集部です。
皆さん、DIY(do it yourself=日曜大工)はされますか?
おうちの中に気になるところはあるけれど、プロに依頼する程ではない…。DIYで解決しようと決心したものの、「工具が高い」「施工方法が分からない」などと諦めていませんか?
最近では、ホームセンターなどで工具をワンコインでレンタルできるところもあるようです。
先日、調湿や脱臭機能を持つ”エコカラット”というタイルを自宅にとりつけました!今回はDIYをしながら「感じたこと」や「見落としがちな注意点」について、お伝えさせていただきます。
DIYを検討されている方は、ぜひ、ご確認ください。(初心者様向けです)
【事前準備】
①商品の選定
エコカラットはとくにかく種類が豊富!
壁一面にとりつけるとなると、選んだ商品によって、部屋の雰囲気が大きく変わります。私は下記のシミュレーターでイメージしました。
実際にとりつけたストーングレースという商品。
近くで見ると、砂岩の模様がリアルにデザインされていて、まるでホテルのような高級感があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1680665648671-zIpd5tCPx1.png?width=1200)
(カタログからの抜粋した写真で自宅ではありません)
最後まで迷ったのが、ビンテージオーク。
ナチュラルな空間によく合い、木目柄がリアルで本当に素敵なんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1680663625670-axeYOuNZIU.jpg?width=1200)
②作業スペースの確保
DIYは1日に数時間の作業となります。
よっぽど簡単なDIYを除き、数日にわたって作業をします。
そのため、材料や道具の置き場、作業スペースの確保が必要です。
作業後は掃除をするので、掃除道具も忘れずに準備しておいてください。
また、切断作業がある場合は、必ず安定した作業台を用意してください。
保護メガネや耐切創手袋を準備し、作業に入ります。
【タイルの割付と貼付】
壁一面にエコカラットを貼る場合は、タイルの割付が必要です。
形状や大きさによって作業の難易度が変化します。私がとりけたストーングレースは1つ1つのタイルが606㎜×303㎜と大きく、ドアや窓、照明スイッチの箇所で切断や穴あけ加工をしました。慣れないうちはタイルを割ってしまうことも…。
割れてしまったり残った端材は、靴箱などに置き、再利用しました。嫌な湿気や臭いを吸収してくれるので、結果的に無駄にはならずにすみました。
また、タイルは下から貼り、一番上に加工したタイルを配置するのが一般的ですが、最下段の方が目立たない仕上がりになるお宅なら、一番下に配置してもOK!工夫してタイルを貼っていきます。
【道具の使い方】
①くし目ごて
接着剤の塗り方はタイルごとに推奨のくし目(3mmくし目、5mmくし目、くし目平押え)があり、塗り付け方にも種類があります。
施工マニュアルに詳しく書かれていますが、壁面に対してコテを60度の角度に傾けて塗り伸ばしていきます。最初は数枚分ずつに分けて塗り伸ばしていくのをお薦めします。
②電動サンダー
タイルは切断に失敗すると、サンダーで削り、最適な寸法にします。
これがとても時間がかかる作業で、私はすぐに「ハンドサンダーでは無理」と判断。電動サンダーをレンタルするためホームセンターに走りました(笑)
③楽省スペーサー
エコカラットには「目地をあけずに突き付け施工する製品」と「目地をあけて施工する製品」があります。
スペーサーがあれば、施工時の目地調整が簡単で仕上がりも良くなります。私がとりけたストーングレースも1mm程度の目地幅が必要で、カタログに寸法(目地共)606㎜×303㎜、実寸法605㎜×302㎜と記載されていました。
WEBサイトやカタログ、施工マニュアルに書いてあることでも、実際にやってみると、見落としがちな注意点があります。今日はそれらを中心に書かせていただきました。
可能であれば、LIXILショールームで実物を見て、迷いながら楽しんで決めていただければと思います。
エコカラットのDIY、いかがでしたでしょうか?
初めてにしては我ながら満足のいく仕上がりで、家族からも大好評です!
もちろん、DIYでなくプロに設置をお願いしたいという方は、公式サイトからお申込みください。
DIYはしたいけど、いきなり壁一面はハードルが高い…という方は、下記のDIYキットがお薦め。工具も少なく簡単に設置できますので、ぜひお試しください。