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[ひとひら詩集 第5回]ミーティングのあと、梅雨の晴れ間。

昼すぎに、外で長めのミーティング。
なんだか堂々めぐりな話で、
くたくたにつかれて、帰りの電車にのって、

――窓の外に、青い青いきれいな空。

それだって、神さまからのプレゼント、
かもしれない。
「おつかれさま」って、
言ってくれてるのかもしれない。

...................

*ご覧いただきありがとうございます!*

はっとするような景色や、美しいものに出合ったとき。
その瞬間、それを見ることができているのは、
「自分だけ」かもしれない。

このときも、本当に、
もし、ミーティングが次の日だったら、雨やくもりだったかもしれない。
もし、数時間前や、数時間後に出かけていたなら、
そして、ちょっとした風の気まぐれで、雲の流れが変わっていたなら。
空の色も違っていたはず。

それに――
くたくたにつかれていなかったなら、
空の美しさにも、気づけなかったかもしれない。

それはきっと、
偶然、という名の、この世界からのおくりもの。
わたしたちを、そっと静かに見守って、はげましてくれているのでしょう。

これを読んでくださったみなさまも、
日々のなかに、素敵なおくりものを見つけられますように……♪

Words by 真西結弓 (まにし ゆみ) 
[  リ―ヴル・Mei ]

Special Thanks
photo: スタジオエブリィ様

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