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選挙とグッドデザイン賞「G」

 先日電気屋で日立の冷蔵庫を買った。

パナソニックにも同様のデザインがあり、色を考慮すると部屋との相性はそちらの方が良かった。比較すると3万円程価格も安い。

それでもパナソニックの冷蔵庫を選ばなかった理由は、「グッドデザイン賞」というラベルがついていなかったからだ。日立の冷蔵庫はどのサイズでも「グッドデザイン賞」を受賞していた。

最近気づいたのだけど、私はどの製品を選ぶ際にも最終的な意思決定において「グッドデザイン賞」のラベルに強く影響を受けている。

買い替え予定のテレビもソニーとパナソニックで迷っているが、結局「グッドデザイン賞」受賞製品を選ぶだろう。

これ選挙の時ととてもよく似ている。

似たようなマニュフェストを持っている人を比べた時、「自民党公認」というラベルがあると「なら間違いないな」と私の脳は認識する。

政治オタクや家電オタクなどの自信家からすると「おいそりゃねぇだろ」と思うかもしれないが、やはり私のような「なるべく失敗したくない」という粗末な思考だと権威やブランドに身を委ねてしまう。正直このシステムは万能で失敗しない(もしくは失敗に気づく事すらない)。気分良く過ごせる。

自民党の党本部もグッドデザイン賞の選考委員も基本的に真面目な人達なのは間違いない。私自身の無知な脳より100倍信頼できる。自民党議員はたまにスキャンダル起こすけど(笑)

そこに属している各々は自分達が権威だと思われたくないかもしれない。しかし貴方達は間違いなく権威であるし、日本人の意思決定に多大な影響を及ぼしている。

なので、これからもよろしくお願いいたします。信頼してるんで。