寒い日は「氷の草花」のつくってみよう!
夏には暑いの苦手で・・・なんてこと言ってましたが、やっぱり冬の寒さも庭仕事には堪えます。暖かい家の中にこもってしまい、子供たちも庭に出て遊ぶ機会は少なくなりがちですが、寒くならないと楽しめない庭遊びがあります。
庭先や近所で摘んだ草花を、紙コップやプラスチックの容器などに水と一緒に入れて一晩屋外に置いておきます。
その晩に気温が氷点下まで下がれば、次の朝には色鮮やかな『草花の氷』の出来上がり!とても簡単で、寒くなれば寒くなるほど朝起きるのが楽しみになる遊びです!
うちの子供たちも、この遊びを準備した次の日の朝は跳ね起きて一番に外に出ます(笑) 僕もその出来栄えが気になって子供と一緒に外に飛び出すのですが、氷の中に閉じ込められた植物は本当に美しく、全くの別世界を覗いているようでも毎回感動してしまいます(笑)
いろんな形や大きさの容器に入れると氷の表情も様々でより楽しめると思いますので、うちにあるいろいろなもので試してみてください。風の通るよく冷えそうな場所に置くのがポイントです!
また、徐々に溶けていく姿を観察するのも面白いです。
陽の当たる場所と当らない場所では溶けるスピードが全然違っていて、太陽の日差しの暖かさを視覚的に感じることが出来ます。ちょっと冷たいですが、指を当てて自分の体温で形を変化させながら溶かしていくのも楽しいです。溶かす行為にも創造性が湧いてきます。
水が氷になりまた溶けて水に戻る。
というあたりまえの自然現象ですが、冬の寒さに触れながら身体を通してじっくり感じるということは、子供たちにとって大切な気がします。
そして、朝なかなか布団から出てこない子供たちを起こすのにも有効な方法です(笑)
ぜひ、寒さが厳しくなりそうなこれからの季節、子供たちと一緒に遊んでみてください!
*「にらめっこ」 2015年 1月2月号 掲載 に加筆修正