LIVING DESIGN
「子どもを取り巻く環境を少しでもよくしたい!」と思うお母さんたちの生活情報誌 『にらめっこ』に 2012年 4月5月号よりコラムを掲載していただいています。 連載9年目に入り、「庭」×「子ども」×「遊び」をテーマに書いてきたコラムに加筆修正してこちらにまとめました。 普段の暮らしの中心は家の中での出来事が多いのだけれど、一番身近な外の世界である庭は日常の一番近くにある非日常な暮らしのような気がします。 とりたててお金をかけてかっこよくきれいに整えなくても実は自分たちが楽しいお庭はつくれます! 子どもたちの遊び・教育・くらしを広くするちょっとしたヒントになれば幸いです。
岐阜県 岐阜市 一般住宅及び店舗などの造園・外構・エクステリアの設計・施工・管理。 noteには、「にらめっこ」に掲載されたコラムを加筆修正して置いてあります。コロナのことがあって少しでも何かのヒントになればと、広く公開することにしました。お役に立てれば幸いです。 作品や会社のことは下記のHPもしくはインスタグラムをご覧ください! HP https://www.live-ing.com/ instagram https://www.instagram.co
「本田さんちのシンボルツリーは何の木ですか?」 とよく聞かれます。で、「我が家のシンボルツリーは、エノキです!」って答えるんですが、みなさん「?」って顔をされます。 エノキって鍋に入れたりホイル焼きにも入っている美味しいキノコを想像しますが、あれはエノキダケ。榎(エノキ)によく生えるから榎茸と言うんですね。シイタケも椎(シイ)に良く生えるから椎茸なんです。あ、松茸もそうですね。 そんな我が家のシンボルツリーのエノキは、本州~沖縄の丘陵から山地の日当たりの良いところに生え
「ハチは針で刺すから怖い」 と、うちの嫁さんは言いますが、鍼灸院で全身に針を刺してきては「ああ気持ちいい」と言って帰ってきます。 先日なんか頭に針を刺して、「血が止まらなくなっちゃって、アハハ」って笑っていましたが、どちらかというとこちらの方が僕は怖いです。 ハチと言ってもお庭で見かけるミツバチやアシナガバチなんかは、実はとてもおとなしい性格で、こちらが巣を直接触ったり、かなり接近しない限りはほとんど刺したりすることはありません。ミツバチは植物の受粉を媒介してくれるし、
うちの庭には、ローズマリー ラベンダー レモングラス ミント カモミールなどのハーブを植えています。 先日それらを使って家族で足湯を試してみました。 お庭に大きめのタライを置いて、ハーブとヨモギなどの雑草も摘んで熱々のお湯をそそげば、薬草アロマ足湯の出来上がり! ベンチに座ってお湯に足をつけた時の気持ちよさは格別です。 夕方でしたからね、ビールも片手に(笑)で、七輪を出してきて、ついでにちょっと大きめの石も焼きまして、お湯が冷めれば焼き石を投入です。 ジュワ―とい
「バッハとベートーヴェン、どちらが先に活躍したでしょうか?」 子供に聞かれても答えられなかった音楽教養に乏しい僕ですが(笑)、「クラシック音楽は、音を聴いて風景や情景を自由に想像してその世界を楽しむものだ」という考え方を知り音楽に対しての考え方が少し変わりました。 今回は、そんな考え方にもつながる‘音と庭‘の関係について。 ‘音と庭‘と言えば日本庭園のなかで「カコン」と鳴り響く、「ししおどし」をイメージされる方も多いと思います。 静寂の中で点を打ったかのように心地よく
「メディアコスモス新春美術館 没後40年 熊谷守一展」を見てきました。 熊谷守一さんは岐阜出身の画家で、17歳まで岐阜市で暮らしていました。お父さんはなんと初代岐阜市長ととても岐阜市にゆかりの深い人物でもあります。 昭和天皇が「この絵は、子供が描いた絵ですか?」とおっしゃったといわれる逸話もある独特の画風で、作品は没後40年を迎えた今でも新鮮で驚きと安らぎを感じます。はっきりとした輪郭線と輪郭線の間を油絵具で塗っていく描き方は“モリカズ様式”と言われ、もし名前をご存じない
「鬼は外~、福は内~。鬼は外~、福は内~。」 あ~楽しみだなぁ節分!豆撒くのは大人になっても楽しい。 ちょっと調べてみたんですが、一般的には掛け声って「鬼は外、福は内」ですよね。でも、伝統ある商家さんなどでは「鬼(おに)=大荷(おおに)」と捉えられていて、大きな仕事が入ってこないと商売繁盛につながらないから、「福は内、鬼も内」と言うところが多いんですって!それどころかですね、「鬼は内、福は外」と真逆の声を上げるところもありました!それは、鬼(厄)を神社に集め、氏子の家庭に
実はこの前、生まれて初めて持病であった胆石の手術をしました。 おかげさまで手術は上手くいき、術後も順調に回復しているんですが、退院直後はさすがに思うように体を動かすこともままならない感じで・・・ でも子供たちとも遊びたいし、部屋の中ばかりではなく外にも出たいし、なんか体にも負担をかけず楽しいことはないかなぁと考えたんですが、ひらめきました! そうだ!石焼き芋をしよう! それが子供たちも目を丸くするほどおいしくて楽しくしかも簡単だったので、今回はご紹介したいと思います。
普段お仕事中心になりがちで家族をなかなか遠くに連れて行ってあげられません。遠くどころか下手するとここのところ町内からも出てないじゃ・・・ ということで、週末を利用してたまには家族で旅行でもと思い、仕事のスケジュールを数週間前から調整しておりました。 さあ!明日はいざ北陸へ! 美味しい海の幸、行きたかった美術館、子どもたちも大喜び間違いなしのアミューズメントパーク! いや~楽しみ!!!って思っていたのもつかの間、なんと一番末の娘が38度越えの発熱・・・翌日も熱は下がらず
「畑の一角に、子供の花畑があります。」 近所の園芸店に行ったときに、「これ買って~」と気に入った花の種や苗を1つ2つ選んで持って帰ってくるのですが、それを好きなように植えています。だいたいこのあたりで、と範囲だけはなんとなく伝えて、植える位置や並べ方など全く口出しはしていません。 子供にとっては遊びの一つなんですが、面白いもので毎朝花畑の様子を見に行きます。 そのたびに「パパ、ちょっときて~」と呼ばれるので少々面倒な時もありますが(笑)、子供に驚らかさせられることも多い
ひな祭りは、桃の節句とも呼ばれているのでひな祭りの花と言えば、桃でしょう! と思う方が多いかと思いますが、桃の花の開花時期は3月下旬~4月上旬で、3月3日頃にはまだ開花していません。 むしろ梅のほうがよく咲いている時期なので、梅の節句と呼んでもいいくらいです。もしかしたら、梅と桃の花の見分けがつかないお偉いさんが間違えて桃の節句と名付けたんじゃないかという説も浮上してきます。 でも調べてみると、これは旧暦から新暦へと置き換えられたことによる一カ月のズレが原因で、旧暦の3
いや~ほんと寒い。それでもお庭に出て冬支度をしたり子どもたちと遊んだり、ときには七輪出してきて家族の冷たい視線でさらに寒さを感じながら(笑)冬のお庭ライフを楽しんでおりますが、やはり冬の時期は暖かい室内で過ごす時間が増えますね。 室内から見るうちの庭は落葉樹が多いこともあり、冬場の曇りがちな天候だと特に緑が恋しくなります。 じゃあ家のなかで緑を楽しもう!ということでたくさんの観葉植物を置くようにしています。 よく、「観葉植物ってどうしても枯らしてしまうんですよね・・・」
落ち葉といえば 小学生の時、授業の一環で落ち葉を掃き集めて校庭で焼き芋をしたことがありました。 えっ!校庭で焚き火するの?しかも焼き芋するの?っていうドキドキ感のせいなのかその味がそれまでに食べたことのないような美味しさに感じられたことを今でも覚えています。 そうそう、濡れた新聞紙でサツマイモをくるんでからアルミホイルを巻くとしっとり焼きあがるテクニックはその時に学んで、今でも機会があれば必ずその方法で焼いちゃうんですよね(笑)。 しかし焚き火はゴミの野焼きが禁止され
夏の初めに、子供が産まれました! 赤ちゃんってこんなにも小さくてかわいかったんだなぁ~ と、毎日デレデレとしているだけではすまないのはご想像通りでして、さらにうちは上に3人のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるものですから、さすがに産後の嫁さんにはゆっくりしてもらおうと、今まで踏み留まっておりました家事洗濯などの主夫業の世界におもいっきりダイブしているこの頃です。 朝5時には起きて、朝食準備から始まり洗濯、掃除、子供たちを保育園まで送ったり、仕事も早く切り上げて夕方には保育園へお
休みの日には畑やお庭のお手入れと日曜大工など、やりたいこともやらなくてはいけないことも満載です。 基本的に身体を動かすのは好きですし、汗をかいた後のビールはもっと好きなので、炎天下の中でも汗をいっぱいかくわけですが、そのうち子どもが「どっか連れて行って〜〜〜〜〜!」「一緒に遊んで〜〜〜〜〜!!!」って叫び出します。 先日もやること満載でしたので、とりあえず玄関先のテラスにレジャーシートを敷いて絵の具と紙だけ置いて自分は作業をしていたんですが、子どもたちは絵を描くという
「アツアツのピザを食べる夢は、新しい出会いのチャンスが到来することを暗示している」なんていう、夢占判断があるそうです。 大変興味深い判断ですが、僕は既婚者でありましていろいろ問題が起こると困るので、新しい出会いのチャンスよりアツアツのピザを夢じゃなくてリアルで食べたい。できれば、ピザ窯でこんがりと焼き上げたものを! 誰もが夢見るピザ窯ですが、費用やスペースの問題であきらめている方も多いはず。 しか~~し!その夢、叶わない夢ではないのです! というわけで、今回はピザ窯の