アリはどの足から歩き出すのか?
「メディアコスモス新春美術館 没後40年 熊谷守一展」を見てきました。
熊谷守一さんは岐阜出身の画家で、17歳まで岐阜市で暮らしていました。お父さんはなんと初代岐阜市長ととても岐阜市にゆかりの深い人物でもあります。
昭和天皇が「この絵は、子供が描いた絵ですか?」とおっしゃったといわれる逸話もある独特の画風で、作品は没後40年を迎えた今でも新鮮で驚きと安らぎを感じます。はっきりとした輪郭線と輪郭線の間を油絵具で塗っていく描き方は“モリカズ様式”と言われ、もし名前をご存じない