庭師の考える「出産祝い」
夏の初めに、子供が産まれました!
赤ちゃんってこんなにも小さくてかわいかったんだなぁ~
と、毎日デレデレとしているだけではすまないのはご想像通りでして、さらにうちは上に3人のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるものですから、さすがに産後の嫁さんにはゆっくりしてもらおうと、今まで踏み留まっておりました家事洗濯などの主夫業の世界におもいっきりダイブしているこの頃です。
朝5時には起きて、朝食準備から始まり洗濯、掃除、子供たちを保育園まで送ったり、仕事も早く切り上げて夕方には保育園へお迎え、の後夕飯の準備やお風呂など・・・いや~ほんと家事と子供の世話がこれほど大変なものなのかと実感しております。お母さんってすごい!さらに働きながら家事もこなすお母さん!心から尊敬します。(嫁さん、今までほとんど手伝わなくてすみません。)
まぁ、でもこれだけ密着していないと見えない子供たちの姿を発見したり、何気ない日々の成長を感じられることはとても楽しいし幸せな時間だとも思います。
僕みたいなにわかイクメンが言えることではないのは重々承知しておりますが、お父さんも家事や子育てにどんどん参加していくことは大事な気がするし、知らないのはちょっともったいない気がします。
「庭は手がかかって大変ってよく聞くからいら庭はいらない」
ていう感覚にちょっと似てる気もするんですが、なんか先入観みたいなものでパスするんじゃなくて、やっぱり実感しないとほんとのところは分かんないですよね。
大変だけど、そういったことを差し引いてもそれ以上に余りある何かがあります。大変だけど(笑)
とは言え、これだけ家のことと仕事に時間をとられると、さすがにお庭にかけられる時間は少なくなりますね・・・
ちょっとぐらい草が生えても気にせずに生活の変化を感じるのも時にはいいんじゃないかとも思いますが、やっぱり気になるなぁという方は、意外と知られてないかと思うんですが、僕たちのような造園屋に草抜きや掃除などのちょっとした手入れを頼むことも出来るので、連絡してみるのもいいと思います。
れと!身近な友人や家族にお子さんが生まれた時には、お庭の手入れを出産祝いでプレゼントなんてのも喜ばれるんじゃないかと思います。
だれか、ウチのお庭の手入れをプレゼントしてください!(笑)
*「にらめっこ」 2015年 9月10月号 掲載 に加筆修正
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