022. 絵の教室の日でした
一日一描。
今日は、月に一度の絵の教室の日でした。
シュタイナー 教育のにじみ絵やフォルメン曲線などを描いていきます。
紙にたっぷり水を含ませて。
今日は、まず黄色く種の色をおきました。
そこから、水分と日の光の恵みを受けて、
根を張り、茎を伸ばしていくさまを、
自分の中で温めつつ、色を置いていきます。
左は私。右はもう一人の生徒さんの。
同じモチーフで描いた絵なのに、全然違うものが生まれてきます。
私は葉っぱや花をつけるよりも、しっかりと根を張り、すっと上に伸びていきたい気分でした。
最初、あまりにも描いた絵が地味だったので、茎を太くしたら小さな種とのバランスが悪くなってしまい…。
「あぁいつもそうだなぁ。私には周りを気にしすぎて、よき塩梅のラインをいつも超えていじってしまうところがあるなぁ」なんて感じつつ。
ふと湧いてくるいろんな気づきが絵に連動する感触が楽しかった。
次は、中央の赤からはじまります。
そして、外側から青を置いていき、どのように赤と調和していくのかを探っていきます。
こちらも二人で全然違う絵が出来上がって、大変面白い。
それぞれ、綺麗ですね。
私は、赤の輪郭を青が作る、というイメージで。
「花は自分から咲こうと思って咲くよりも、周りからの流れをうまく使って開いていくのかもしれない」なんて、描きながら思いを巡らせました。
面白いのは、最初、中央においた赤は男性、周りにおいた青は女性のイメージで描いていたのに、途中から反転して、男性の青に女性の赤が包んでもらうようになったこと。
そうしたら、花になっていた。
さて、次はフォルメン曲線です。
先ほど使った道具は、縁側でちょこんと乾くのを待っています。
海面スポンジ、かわいい。
クロッキー帳を用意。
本当はこのように丸を重ねて花を描くはずが、この日どうしても正円が描けない。というより、どうしても卵形を描きたがる。
途中から、降参して卵を描くに徹して出来上がったのがこちら。
ドラゴンフルーツみたいになりました。
ズレたところは色ぬりでごまかしてあります…。
うーん、私ってそんなのばっかりだわ(苦笑)。
今日は、おうちでもまた描けるように、教室で使っている紙を数枚購入。
今度はむすめ画伯と一緒に描いてみよう。