079. 吾輩はお子である・第七話「上から目線」
トイレの前で吐き疲れてうたた寝をした時のこと。
わたしはまた夢の中でアイツに出会った。
夢の中に突如として現れるアイツは、なぜかいつも上から目線。
いつも辛い時に出てくるので、「・・あれ?ひょっとして、わたしのこと、心配してくれてる・・?」なんて淡い期待を寄せてみるのだが、それは一瞬で打ち砕かれることとなるのでした。
「なんでも一人で頑張ろうとして可愛気がない」
うーん、20代の頃もたしか、どこかで言われたような・・。
手痛いご指摘ですが、その後、意を決して周りに甘えまくるようにしたら不思議とつわりはおさまっていきました。
つわりは子どもを宿す身体の準備であるとともに、子育てするための心構えをつくる役割もありそうだ、なんて思った出来事でした。
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