自分でこの地に立つ感覚・プレゼンス|裏の畑美術部・バイオグラフィーワーク【太陽期②28-35歳】
先月5月23日は月に一度開催の、シュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。
2月から水彩の時間では、バイオグラフィーワークを使って惑星を描くことに取り組み始めました。
古代では人間の発達は7の倍数で進んでいき、それが惑星のならびに対応しているという考えがありました。バイオグラフィーとは、伝記という意味。バイオグラフィーワークでは、7の倍数の年齢ごとに月(は正しくは衛星ですが)から土星までの惑星を当てはめて自分の人生を振り返っていくということを行って行きます。
第五回目のこの日は、「太陽期」について。
太陽期は21〜42歳頃ととても長いのですが、(7年期×3つ分)この日は28-35歳までの期間を振り返って絵を描いていきました。前回の太陽期の様子はこちら↓。
現在わたしは36歳なので、ちょうど昨年までの7年間。けれど不思議とまだ過ぎたという感じがしません。きっと今次の7年期に移行するグラデーションの真っ只中にいるのかな?と思います。
本日もいつものように、筆を取る前に内省の時間をとります。
講師の間々田さんからこの時期に関するいくつかの質問を投げかけてもらってじっくり自分の中でかき混ぜ、出てきた記憶を咀嚼してみます。わたしはいつもこの時間が好きです。
この時期は主に、力を発揮したことや、実現したこと、押さえつけられたことなどについて質問がありました。今も引き続き進行形のこともあるけれど、それらの答えを紙に書き出してみると、大変だったあれもこれも俯瞰してみるとこの地上、地球にしっかりと根を張るために与えられたギフトだったのかなと思えてきます。そう思えるという意味では渦中からは抜けているのでしょうね。
ちょうど結婚・出産という出来事があったので、わたしにとってこの7年間は「自分が女性である」ということに直面していた気がします。今までやってきたことや身につけてきたものがいっさい通用しない、できないという状況に直面することが多かったけれど、そのたびに大きなブレイクスルーが起こって結果的に新しい可能性にひらかれていくということが多かったです。そして、その度に自分の足で地上に立つ感覚・プレゼンスがはっきりとしてくる。
きっと後々ふり返ったときに、「あれがターニングポイントだったよね」と言えてしまいそうなことの連なりなんだろうなと思います。
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続いてはフォルメンです。
この日は前回のこちらの図形を曲線にしてみました。
なぜだろう。曲線の方が描きやすい。
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後半はボディワーク部・十牛図のワークです。