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他者はわたし一人では見えない世界へ連れて行ってくれる|裏の畑美術部

3月12日は、月に一度のシュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。この日の水彩は、自分が描いた作品へ他者に筆を入れてもらうという面白い経験をさせていただきました。

まずはグラデーションを作ります。原初の陰陽の世界
筆を置いて、そこに何がみえてくるだろう・・
モヤモヤとした波のような雲のようなものがみえてきた

そうしたら、次に、お隣の席へ。他のメンバーが描いた絵にみえてきたものを描き足していきます。人の絵に筆を入れるって普段あまりやらないので、いいのかな、と少しドキドキしながらも相手の絵に敬意をはらって一筆また一筆と入れていきます。

わたしの絵もどんどん変化していて・・

再びご対面、の図。思いもよらぬ変化にびっくり。
乾いた後の絵


他のお二方の素敵な作品も。




陰陽からはじまって、
刻々と世界が生まれていく。
まるで一つの創世記を見ているようでした。

まず、熱があり、光が生まれ、水が生まれ、地が生まれていく
みんなの絵が並んだ

席に戻ってきて対面した自分の絵は、自分では思いつかなようなタッチが残されていたり、最初はなんとなくぼやけていたものがくっきりと形になっていたり、はっとさせられることが沢山ありました。他者に委ねるってこんなに気持ちよくて安心できることなんですね。他者はいつもわたし一人では感じたりみたりできない世界へ連れて行ってくれます。ありがたいこと。


続いてはフォルメンです。

この日は魚座のようなマークから始まって、くるんと可愛らしいマッシュルームみたいなモチーフに。線の席がくるんと曲線を描くと、心がちょっぴりウキウキしてしまうのはなぜでしょう。

続いて、後半はわたしが担当するボディワーク部です。

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