094. 吾輩はお子である第十七話 「お産が進んだ理由」
母、いよいよ分娩のため病院へ行く。
前話はこちら↓
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わたしが出産した病院には休日加算、夜間加算なるものがあって、何割り増しかは忘れたけれど、病院の通常診療時間外での出産は結構いいお値段だった。
「8時半までは絶対頑張ろう・・!」
と、わたしの陣痛に耐えるモチベーションの半分はそこにあった(笑)。
さらには、陣痛が漸増的に増していくもので、一山来るたびに「まだいける、いやまだだ!まだいけるぞ!」という謎の体育会系根性(中高テニス部でした)が顔を出し、結果お産が進みに進み、病院に着いた頃にはほとんど全開大という状態だったのでした・・。
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