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夏至-げし-ホットスポットにメスを入れる
2020年6月21日から7月6日まで、二十四節気では「夏至」の時期です。
この時期は一年で最も昼が長く、陰陽でいえば、陽の頂点となる時期。
しかしながら日本は梅雨真っ只中なので、「お日様かんかん照りな夏真っ盛り!」という感じは中々しませんね。
わたしは小さい頃から「なんでまたこんな夏っぽくない時期に夏至なんて名前がついているの?」と思っていたものです。
わたしにとって夏至とは、湿度が高いせいか、気分が高揚するというよりは、どちらかというと疲れがドッと出て釈然としなくて、毎年体調を崩していることが多い時期です。
一体なぜなんだろう?と思って調べてみると、これは「陰陽転化」というもののようです。
出典:薬読
陰が極まると反対の陽に転じ、陽が極まると反対の陰に転ずる。
これを「陰陽転化」といいます。
なるほど、スイッチバックの時期なのか。箱根登山鉄道を思い出します。
インパクトが強い新入りの「陰」に引っ張られるけれど、そこを認識するときちんと自分の中にも極まった「陽」があるのだと感じられます。
わたしにとって、陽は「抱え込む」「引き込む」「興奮」というニュアンスで感じられます。
実際、この時期は身体の中に熱がこもりやすい。
身体が痒くなったり、炎症を起こしやすかったりします。
神経が昂るので、不眠症にもなりやすい。
わたしが面白いなと思うのは、人によって熱の溜まりどころや興奮のポイントが違うということ。
人それぞれに、ホットスポットを持っている。
わたしの場合は頭に熱が溜まりやすいので、出不精なのであんまり好きではないけれど(苦笑)、歩くとか、外へ出るとか、足を使って熱を逃すことを考えています。
あとは、春から続けている断捨離を引き続き。
特に、デジタルデバイスの中に溜まって吹き溜りと化しているデータにメスを入れています。(それで寝不足になっているのでしょうがないな、と思うのですが・・・)。
ホットスポットは熱が溜まりやすいけれど、情熱の火の元。
自分の熱源です。
できるだけ空気の通り道を作って、生き生きと燃えていられる様に、自分を丁寧に扱っていきたいものです。
写真は逗子の海岸にて。
地平線が海に溶ける感じが美しかった。これをとった日は貝殻探しに夢中で日傘をなくしたのですが、あれはどこへ行ったのだろう?
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