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インターネットの世界を作るのはそれに先行する人の意志|裏の畑body work部

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」の前半にて、Body work講座を担当しています。後半の絵の教室の記事はこちら↓

1月18日。

二十四節気では最も寒い「大寒」に入ろうとしている時でした。

田畑は眠り、身体にはこたえる時期ですが、それとは相反して地上世界の繁栄に縛られなくなったエネルギーは精神面へと注がれます。冬の土用にも入っていますので身体の養生をしつつ、今の季節は精神を研ぎ澄まし、自由にするワークをするには最適です。

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今回はこういう季節柄というのもあって、ちょっとスピリチュアル色が強い内容となりました。松村潔著のボディストトロロジーの内容を参考にワークを考えてみました。占星術の円環図は人の一生、そして輪廻転生してまた新しく生まれるという世界観が表現されています。山羊座(冬至)の地点で、社会的に現実面での充実は頂点に達すると言われている。私たちが生きる社会は、そこを目標としてあらゆるものが成り立っていると言ってもいいでしょう。

では、その後に続く、水瓶座・魚座はなんのためにあるのでしょう?
一年で最も寒い大寒の季節から春分までの時期には一体どんな意味があるのでしょうか?

古くは「余りの」期間として扱われていたこの季節たちですが、物理的に充足しあるいは飽和した現代おいては、この時期がとても重要な意味を持つとわたしは思います。

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水瓶座、魚座の時期は占星術の世界では山羊座までで作ってきた組織や社会的な形を壊し、新たな春分点(牡羊座のはじまり)を探し始めます。次の一年は前の一年のコピーではない。また、二十四節気では、大寒に続き一年のスタートである立春を迎え、冬の間冷えて固まったものが春の陽気によって雪解け水のごとく流れ出す時期。その中から今年の春に引き継ぐもの、別れを告げていくことを決めていくのです。

今まで自分は何を形にしてきたのだろう?
そんなことを振り返りながらも形から解放され、次にまた一年を形づくる材料を純化させていくのです。新しい春を迎えるために。

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この日はこれから大寒・水瓶座がはじまろうとしていた時でした。水瓶座はボディアストロロジーによると、山羊座までに形にしてきたもののから普遍的なものを抽出して、その場に縛られないネットワークをつくるという働きがあるといいます。インターネットの仕組みともリンクするところがあり、インターネットはじめ、今の時代に生まれ発達するテクノロジーはわたしたちに何をもたらそうとしているのか。わたしたちはどのようにそれらとお付き合いしていったら良いのか、という話にもなりました。

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最後にワーク。今回はアストラル体に今物理次元で感じているさまざまなことを転写するイマジネーションのワークを行いました。伊賀忍者の修行法でもあったようですね。まるで自分の中にインターネットが作られていく感じですね。


万物は照応関係にある、という考えが秘教の世界にあります。

いま外の世界に見えているものは、
まず内側にそれに先行するイメージやビジョンがあるはずだ。
それが、形となって現れているのをわたし達は認識として追いかけている。

だとしたら、いま生活になくてはならないインターネットも元々は人間の内側にあったビジョンが現れているはず。インターネットのみならず、いまわたし達が触れているさまざまなテクノロジーには、前の時代に生きた人たちのさまざまな願いが込められているのだと思っています。

そのことがわかっていたら、これからどんどんと発達するテクノロジーに飲み込まれることなく、よきパートナーとして共に育っていけるはずだとわたしは思っています。ここ最近、わたしがデジタルデトックスに熱心に取り組んでいるのもそんなビジョンに突き動かされてのこと。

インターネットの世界をつくるには、それに先行する人間の意志がものすごく大切。わたしは強くそう思います。

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