過去と未来を現在で感じる
過去と未来を「現在」として体験する
そんな不思議な現象に出会ったので、今回は記事にしてみました。
以前、過去と未来と現在について↓こんな感じでまとめています。
不思議な体験の手順
用意するもの
1:2人の人(自分を含む)
2:2つの動画視聴可能な端末(携帯・PC・タブレットなど)
方法
2人で同じ動画を見るだけ(お笑いとか日常系の動画を推奨)
※ただし、1人目が見始めた後で10秒ほど経ってから2人目が見始める
過去と未来が混在する現在で起きる不思議な体験
先行者にとって、後行者の端末から聞こえる音やそれに対する反応は、自分の経験したことの追体験となり、デジャヴュ(既視感)を疑似体験できる。
後行者にとって、先行者の端末から聞こえる音やそれに対する反応は、近未来自身に起こるであろう体験であり、予知・予感を疑似体験できる。
先行者 後行者
【面白い映像】
笑う ←何か面白い事来るのか?(予想)
【面白い映像】
あぁ、あの場面だな(既視感)→ 笑う
もちろん、笑いのツボの違いで👆の通りには行かないこともあるけど、
「時間を体験する」という面白さを楽しめるのは間違いないです。
ボクの過去を現在経験しているあの人
わたしの未来を現在体験しているあいつ
その二人が一つの空間にいることで、「現在」という時間の中にある人にとっての「未来」と別の人にとっての「過去」の時間軸が交差するのを疑似的に体験する。
日常にあふれている時差
その他にも身近なところにいくつか時差を体験できることはあります。
例えば・・・
コンサート会場
大体340メートルもあると音は1秒ほど遅れるため、アリーナ席と外野席ではすべての音の届くタイミングが違う。
それなのに、観客は「一体感」を常に得ることができる。
これは、複数のスピーカーがあるがゆえでもあるが、映像による演出なども一体感を出すためにうまく演出されているからでしょうね。
携帯電話
2台の携帯を準備して、両方の携帯を耳に当てた状態で歌を歌うとタイミングがずれて聞こえてきてうまく歌えない。
歌った歌が複数の基地局を経由してもう一つの携帯に伝わるため、現在がちょっと過去になって再度伝わるという不思議体験ですね。
現在(今)ってすごく不思議で不安定
こうしてみると、僕らは未来と過去の繋がりの一部を切り取って現在と感じているんですね。
それゆえに境界線がとてもあいまいで、それが過去として積み重なっていきそして、未来へとつながっていく。
切り取られた映像の一部の様に。
最後までみていただき、ありがとうございました。
今回の記事に興味持っていただけたら、是非他の記事も見てください。
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