ホームページ作成×コーチング
開業してから1シーズン終えて、1年間のイメージがだいぶ掴めてきました。
・ダリアの球根・切り花のオンライン販売(BASE)
・noteでの「栽培のしおり」作成(note)
・「栽培のしおり」の補足にとYoutubeに動画アップ(Youtube)
・オンライン栽培相談開始(stores予約)
など、必要であろうことをやり始めたら利用しているサービスがバラバラ。
また、切り花をアレンジメントとして発送するには力不足で、お花屋さんにもご協力を頂いております。
お客様にサービスをご案内するにも、ホームページが必要なタイミングになっただろうということで、ホームページを開設することにしました。
以前、ホームページのリニューアルを請け負いましたが、作るにあたり「どんなページにしたいか。」のイメージと、「誰に何を伝えたいか。」が必要です。
他人にはヒアリングできますが、今回は自分自身と向かい合う必要があります。
自分で意思決定をあまりしてこなかった自分には、これがなかなか高いハードルでした。
今回はコーチングがバッチリハマったので、参考になれば幸いです。
そもそもコーチングって?
実際に体験してみると、自分自身だけでは問いかけられない質問を投げかけられ、その問いに答えていくことでより自分自身を自覚していく感覚でした。
例えば「自然栽培」という言葉を使わない理由だったり、
「駆除」ではなく「捕殺」という言葉を選んだ想いだったり。
ダリアに寄りつく虫を退治するのに、「駆除」も「捕殺」も意味はほぼ同じで、かつ「駆除」の方がイメージできる人が多いからと提案されました。
しかし私が最終的に選んだのは「捕殺」。
理由としては、「駆除」という言葉のイメージが「根絶やし」という意味合いを内包していると感じていたからです。
シロアリ駆除とか・・・一匹でも残っていたらマズそうですし。
「できるだけバランスを取りながら、必要最低限の虫を取り除く」イメージでやっているので、どうも「駆除」がしっくりこなかった。
コーチングの良いところは、最終的に「捕殺」という言葉を選ぶことを許されるということです。(そして「捕殺」を選んだ自分の想いを自覚する)
頼むべきところは頼む
今回コーチングをお願いしたのは、地域おこし協力隊の時に接点のあった「後藤みのり」さん。
後藤さんはもともと通販サイトの会社の勤務経験があり、ライター経験もあるので、「私の想いを表現してくれるのではないか」と思い、ご連絡させていただきました。
(※最初はSDGsも組み込もうと考えていたので、表現しきるには自分の手に余るなというのもありました。)
現在はコーチングの技術を習得されており、Zoomを通じて色々なイメージをお伝えしたところ、
「コーチング+セッション時間外のフィードバックなどのコンサルサポート付き」
のご提案。(だいぶ省略してます・・・けっこうガッツリ話しました。)
イメージを伝える際に簡単なコーチングについても教えていただき、
「2回のオンラインセッション+セッション時間外のサポート付き」でお願いしました。
1回目のセッションにあたり、ホームページで伝えたいことを文字にして事前に提出。
そこに「情報量のバランスが悪い」とか「この言葉では、違うイメージが連想できる」などのコメントを頂いて1回目のセッション開始。
入れたいコンテンツの明確化や、伝えたいことの優先順位についてもアドバイスを頂きました。
2回目のセッション前には、ホームページのレイアウトと文章をまとめて提出。
それを、見せるデザインにブラッシュアップ、文章も校正して頂いてから2回目のセッション開始。
前述した「駆除」と「捕殺」のくだりは、2回目のセッションの時のやり取りの一部です。
2回のセッションと2回のフィードバックのおかげで、無事にデザインと文章がまとまりました。
自分がホームページで伝えたいことや、紐づく感情の掘り起こし。
また自分が伝えたい想いと、その想いが読み手に伝わるかどうか。
この部分はコーチング+コンサルサポートのできる後藤さんにお願いをして本当に良かったところです。
初稿と比べると雲泥の差。
理解する上では自分でやってみることも必要ですが、
今回のゴールは「ホームページを見てくれた方に共感してもらったり、アクションを取ってもらうこと。」
コストはかかりますが、コストをかけてでも頼むべきことは頼む。
今回のことで、経営者がおっしゃっていることがほんのちょこっとだけ理解できました。
あとは自分がワードプレスとにらめっこ。
関係者の方への掲載承諾もいただき、無事公開できる形となりました。
ご興味のある方はどうぞ。