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【体験談】フリーランスと会社員、結局どっちが良かった?
結論、わたしはどっちでもいい。です。
え…?どっちが良かったか聞きにきたのにその答えがないって?はい、ごめんなさい。本当にどっちでもいいんです。そしてどっちも、がわたしにはあっているのかもしれません。
この記事は、わたしがどちらも経験した結果「わがままな働き方」を見つけ、叶え、楽しく働ける人がもっと増えたらいいなという思いで書き進めていこうと思います。フリーランス、会社員、どちらがいいか悩む人も、今と反対の道を選ぼうとしている人も、よりよい働き方があるのではと模索している人も、すでにベストな働き方を見つけている人も、全ての人に届けばいいなと思います。(どちらも肯定する記事にはなるので、「こっち!」とビシッと刺すような記事を求めている人はごめんなさい。)
フリーランスと会社員それぞれ同じくらいの年数を経験してきました。どちらもどちらの良さがあり、反対にもっとこうだったらいいなというポイントもあります。収入の安定さ?自由さ?そんなことは他の場所で綺麗にまとまったものが見れると思うので、わたし個人が思うそれぞれの特徴から話していきますね。
フリーランス VS 会社員
前提、わたしはSNS運用×PMという天職で毎日楽しく働けるかつ、社員や業務委託(フリーランス)に関わらず全てのメンバーがお互いに尊敬し合う会社に所属しています。
そのため、会社員の方がいいと一般的に述べられる「同僚や上司との関係を通じて、仲間意識やチームワークを感じられる」「上司や先輩からのフィードバックを日常的に受けられ、業務を通じて継続的に成長できる環境がある」などのメリットはフリーランスにも適応されるという若干特殊な環境に身を置いています。昨今は、このような業務委託メンバーも社員同様に扱う会社が増えているので、いいとこどりをしているフリーランスの人も多いかもしれませんね。
ちょっと脱線しましたが、早速比較していきましょう。
スケジュールの自由度
フリーランス:スケジュールの自由度が高い。自分で仕事のタイミングや場所を選べる(リモートワーク・カフェ・旅行先など)。
会社員:勤務時間や働く場所が固定されることが多く、自由度が低い(オフィス通勤や定時出社が求められるなど)。
→うん、これはそう。だけど、フリーランスはスケジュールを管理しないと、長時間働いてしまったり、休みが取りづらくなるし、安定したリズムを保つのが難しい。反対に、会社員は業務の枠組みが決まっているので、オフの時間が比較的確保しやすいし、週末や定時後は仕事のことを忘れてリラックスしやすい。
わたしには、会社員のように仕事の時間を忘れるタイミングがある方があっているなと思う。会社員になっても、仕事大好き人間ではあるので気分が乗ったら仕事をしてしまうのだけど、「始業は何時から、就業は何時まで。土日は休み。この間はSlack動かすの禁止。」というルールがあると、とっても心が楽なのです。周りの人を巻き込まなければ勝手に仕事をしてもいいし、反対に休みたければとことん休める。だってみんなも休んでるから。
ちゃんと区切りがあって、休むことができれば働くこともできる「選択肢」がはっきりしている方がわたしは楽に過ごせるのである。オーバーワークになりすぎて、心も体も崩した時、周りにいたのはバリバリの仕事マンや、起業家、フリーランスのこれでもかと働きまくる人ばっかりだった。「その人たちに負けないようにするには、自分もそれぐらい働かなければいけない。」というプレッシャーに常に押し潰されそうになっていた。
もちろんその働き方があっている人もいるから、否定するわけでもなく、自分がどちらの方が「楽しく」「心も健康に」働けるか?生きていけるか?を選べばいいと思う。
仕事の内容の自由度
フリーランス:仕事の内容を自分で選べるため、自分の得意分野や興味のある分野に集中できる。
会社員:興味のないプロジェクトにも関与しなければならない場合がある。
うーん、これは会社や個人のスキルによる気がするなあ。もちろん、フリーランスだと自分で仕事は選べるけれど、選んだ先で合わない人と仕事をすることもあれば、低単価だし自分のスキルに合っていない仕事で身をすり減らすことも少なくない。「自分の得意分野や興味のある事」を生業にできる人はごく少数だと思う。
反対に、会社員でも、自分の希望を通してくれる環境はあるし、「興味のないプロジェクト」でも自分のwillに掛け合わせてこういう経験をこういうステップで積んでいこうねと示してくれる上司や環境があれば全く問題ない。むしろ安全が担保された環境で、最悪失敗しても会社の責任で、自身の今後につながる仕事ができるなんて恵まれすぎていないか…?
わたしは、自分の頑張りに生活がかかっているのに、やりたくない仕事には身が入らないわがまま野郎なので、フリーランスだと仕事は選べるのだけど、仕事がなくなると死んでしまう。のくせに、自分がやりたい仕事に対しては向上心MAXなので、教育制度が整っていたりフィードバックがしっかりしている環境(会社)を求めてしまう。
だけど、社員だからやらなきゃいけない『会社のためにやること(雑務系)』に対して「え〜やりたくな〜い」となってしまうクソわがままプリンセスなのである。そういう雑務に関しては、大好きな会社があればもちろん我慢はできるのだけど、『社員だからしなければいけない仕事が増える=業務委託時代にはできていた仕事ができなくなる』と、あ〜フリーランスの方がいいかもなぁとなってしまう。
会社として、社員のリソースを開けて、より上流の業務や教育、会社として必要な雑務のような委託しにくい仕事に社員を充てる方がいいんだもの。そりゃ業務委託の方が自由にやりたい仕事だけが回ってくるよね。
長くなったけれど、わたしは大好きな会社であれば社員でもOKだけど、自分のリソースは自分のやりたいことに9割充てたい。社員になったり、その先で役職を持ったりすることでそのやりたいこと9割のバランスが保てなくなるのなら、わたしはフリーランスで好きな業務を委託されていたい。
とはいえ、こんな理想論だけ語っていてもそんな状況が勝手に整うわけではないので、たとえ業務委託とはいえ、委託された時に設定されている期待値を常に更新し続ける必要があると思う。いただける報酬以上の成果を出し続ける必要があると思う。そうでもないと、こんなわがままなやつに「依頼し続けよう」とはならないし、もしその案件がなくなってしまった時に、他の案件を紹介してもらえるなんてもってのほかだ。
結論「自分のやりたいことに9割を捧げられる状態」が保てるのであれば、わたしは会社員でもフリーランスでもどちらでもいいなと思う。
生活の自由度
フリーランス:案件が途切れた場合には収入がゼロになる可能性があるため、経済的なリスクが高い。自分のスキルと営業力次第で、単価の高い仕事を取ることができれば、会社員時代よりも短期間で大きく収入を増やすことが可能。
会社員:毎月決まった給料がもらえるので、生活費の計画が立てやすく、ボーナスや昇給の可能性があり、長期的に見て収入が増加する見込みがある。病気やけがで働けなくなったときも、健康保険や傷病手当金などのサポートが受けられる。
これはね、正直、会社員になった時に痛いほどありがたさを感じました。金銭面を気にせず仕事ができるし、もし会社を辞めても補償があるという安心感の半端なさ。なので、わたしは断然会社員推しなのだけど、これは条件付きで、副業有りの会社かつ昇給の保証が確実にある企業でなければいる価値はないなと思う。自分で生きていかないと生きられないこの時代に、もちろん土台をしっかり固められる環境は必要だけど、その土台の上で自分のやりたい事や別の能力を伸ばせるよう、制限は無くすべきだと思う。
※もちろん、自分でその土台も整え続けられちゃう強者はフリーランスでももちろん楽しくやっていけると思います。
そして、これに付随して、自分が生きていける見込みがある状態だと、パフォーマンスが上がりやすいと思っています。生活のために働くのではなく、自分のやりたい!をパワーに働けるから。土台をどうつくるのか?そのために今は会社員の方がいいのか?フリーランスでもやっていけるのか?を考えるべき。
全ての人にとって仕事はライスワーク(生きるために働く仕事)ではなく、ライフワーク(人生の目的や生きがいとしての仕事)であって欲しいなと思います。もちろん難しいことではあるけど、自分の得意なことと求められることが一致する仕事を探し続ければみんな絶対辿り着ける境地だと思っています。
これを実現できれば、別に会社員だろうがフリーランスだろうが関係ないのです。
わたしが実現したい理想の働き方とは
結論っぽいことをすでに話してしまったので、この先は、わたしの近々叶えたい理想の働き方を宣言して終わりたいと思います。
今現在、わたしは自身のキャリアアップも昇給も、心理的安全性も担保された会社に属しており、今後もこの環境にどっぷり浸かっていたいなと思っています。ありがたいですね。
ただ、その浸かり方は考える必要があると思っていて…。実は以前は社員としてバリバリ働きまくってたこともあり、その時はもちろん楽しかったし、MVPで表彰されたりと目に見える成果として表れていたくらいです。しかし一度自分のやりたいことを見直した時、本当に心から望む自分の理想的な働き方からは少し離れてきている気がしました。当時の自分には合っていたけど、今の自分にはちょっと違う。
またまたわがままなのですが、この会社で時短社員として、金銭的・心理的安全性を担保しつつ成長できる機会を手に入れる。そして余った時間で自分のやりたい事を叶えていきたい。(このnoteやキャリアコンサル、事業の立ち上げのような真面目なものから、趣味を増やしたり丁寧に生活するなどのプライベートの充実など…)会社員×フリーランスのわがままキャリアを積み上げて、もっとハッピーに、そして働くということを「ライスワーク」から「ライフワーク」へどんどん昇華させていきたいなと思っています。
そんなことできるのか?わがまますぎないか?と思われるかもしれませんが、わたしは働き始めた時からずっとわがままに生きてきました。最初はフリーターでやりたくない仕事をして、全然稼げなかったこともあったし、フリーランスになってみたはいいものの、苦しみながら自転車操業していたこともあった。合わない会社に属して心も体も崩れたこともあった。そんな経験を経て、やっと自分に合う仕事を見つけて、合う会社を見つけて、実力もついてきたからこその働き方の選択肢を持てるようになって、ここまで辿り着きました。
わがままに、でもがむしゃらに生きてきた結果、どんどん最高のわがままが叶おうとしてきているのです。
ワクワクしますよね!!!(圧)
だからこのまま、自分の心に正直に、自分が楽しく生きれる選択肢をどんどん実現していこうと思います。
フリーランスと会社員、わたしはどっちでもいい。
雇用形態が問題なのではない。より自分らしく働くためには何を叶えればいいのか?が問題なのだと思う。仕事はライスワーク(生きるために働く仕事)ではなく、ライフワーク(人生の目的や生きがいとしての仕事)であり、ライフワークが実現できるのであれば、別に会社員だろうがフリーランスだろうが関係ない。
自分の心に正直に、そしてわがままにキャリアを積んでいきたいし、働く全ての人がそうであったらいいのになと思っています。
以上、お付き合いありがとうございました。
何気に毎日noteチャレンジ3日目なのでスキで褒めていただけると嬉ぴいです。