「育つ」人、「育てる」人
27年間、子どもに関わる仕事をしてきました。
今も、小さな子どもたちのそばにいます。
自分の子どもはひとり息子。15歳なので、15年子育ての経験もさせてもらいました。
ただ、保育士という仕事もお母さんというあり方も、とても尊いものだと思っています。
そして子どもは「育つ」ひとたち。
私たち大人は「育ってきた」ひとたち。
「育つ」ために必要なことを知りたい、という思いをずっと持ち続けております。
また「育てる」場にも、様々な場があるんだな、と感じております。
ただ、きっと、「育てる」ひとたちの願いはひとつ。
「育つ」ひとたちが、よりよく育ってほしい、ということ。
また、私は子どもを産んで育てる「育ってきた」大人ではありますが、息子の子育てを通して、自分自身にも育ちきれていない部分をたくさん抱えていることを改めて発見しました。保育士をしている自分よりも、お母さんとしての自分の方がわかりやすかったです。
だからこそ、ますます、「育つ」ということを理解したかった。
保育をしていても、現場は様々、環境も様々、ましてや保育方法はもっと様々です。
子どもたちに与えられる「育つ場」は様々です。
ただ、どの子もよりよく育ってほしい。
その願いを、自分の中にいつも持っています。