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スーサイド・アイディエーション
“Suicidal ideation”
希死念慮の英訳です。いや、かっこよくない!?横文字大好き人間は見事に撃ち抜かれましたね。国語辞典のカタカナ言葉にばかりマーカーを引いていた子供だったので、こういうのは大好物なのです。未だにカタカナ横文字やかっこいい英訳を見るとメモに書き留めてしまいます。最近のお気に入りはキャトルミューティレーション。声に出したくなる。
希死念慮なんて重めの四字熟語でも英訳は口に出したくなる軽快な響きを持っていますね。そもそも希死念慮なんてわりかし物騒な言葉を軽く扱おうというのが間違いなのですが、付き合っている人間として、軽やかな響きは魅力的に映ります。創作する人間としても、これタイトルに付けたい!って思ってしまう。つけました。
私の希死念慮は他の人に比べれば軽いものです。自傷行為の延長線上のような、投げやりな感情、明日が来るのが嫌だからもう終わりにしてしまいたい、みたいな。ありきたりといえばありきたりな感情ですね。生きている人たちの大部分は思ってるんじゃないでしょうか?私の場合はというと、自傷行為をしているとき生きてるのか死んでるのかわからなくなるような感覚に囚われることがあって、そこからむくむくと育ったというのがあると思われます。死が魅力的に映ってしまうんですね。まだまだ子供なので。主治医にぶん殴られそうだ……!
あと、うつ病の主な症状を調べると必ず載っているから、自分も一般的なうつ病患者になろうと引っ張られた節もあるんじゃないかな〜と。精神疾患に罹られた方々、情報が溢れている今、そういうこと少なくないのでは?と思います。罹った多くの人に当てはまるって書いてあるし、私のこのうっすらあるような感情もそうやって形容していいんだって思うような……浅瀬にいる人が深みに引っ張られていくこと、危ないことだなあ、と思いますけれど。既存の枠に自分を当てはめることは非常に安らぐことですから仕方がありません。
加えて、自暴自棄の浅瀬にいるときって更に落ちていくことに憧れてしまいますから。これは一般論ではなく私の反省です。浅瀬で踏みとどまっておけば良かった!でも気が済まなかった!どうしようもない子供です。
今、「Suicidal ideation」ってオシャレな字体で印刷されたグッズあったら買い揃えちゃう自信があります。コップとかTシャツとかアクスタとかラバーストラップとか。めっちゃクールに見えちゃう。ス〇コとかで出ないかな……??物騒すぎるけど、使ってるのを見られたところで誰も突っ込まないでしょう。他人の私物の英語を訳して楽しむ人間、そんなにいないと思うので。
今は比較的落ち着いていますが、溜まった希死念慮から、綿密に計画を立ててしまい緊急入院になったことがありました。苦い思い出です。消化するためにもまたの機会に詳しく書きたいと思います。フォローして待っていてくださると嬉しいです。
読んでくださってありがとうございます!