靴下が下がっていた生徒は成績も落ちるのか?
「やっぱり今の成績の伸びは、日頃やることやってるかどうかと比例してるね。靴下が下がってた子は相応になってるし、ちゃんとしてた子はちゃんと成果が出てる」
担任教師がホームルームでニコニコと話していたこと。私はこれを聞いて猛烈に反抗心を抱きました。日頃ではありえないくらいに。どうしてだろう?単純に担任教師が口を開けば靴下のことばかり指摘する男性だから、というのもあるでしょう。でもなんだか、腑に落ちませんでした。普段あまり人の言葉に怒りを抱くことがないので、珍しい心の動きをしたなーという感じです。
なぜだろう。まず思ったことは、図星だから?
一応校則ではハイソックスを膝下まで上げて履くことが規定されていますが、特に夏などそれを正しく守っている人の方が珍しいと思います。暑いので。私も例に漏れず、くるぶし辺りまで下げてルーズソックスかのように履いていました。だから?現に今私はこうして停滞している。病気で一年ブランクがあり、周りから遅れをとり、浪人を決めている。そのコンプレックスを見事に逆撫でされたというのもあるでしょう。それか、私は靴下を下げて履くことに何らかのプライドでも抱いているのか?
もちろん担任教師の言いたいことはわかります。大人が言いがちな、日頃の生活態度と何らかの成果を結びつける論法なのはわかっています。でも。
私のもっとも仲の良い友人は、はっきりいって生活態度はよろしくなく、制服もガッツリ着崩している子です。しかし、勉強に関しては真面目であり、日々受験勉強に熱心です。なんだかその子を侮辱されたようで悲しくなったのでしょうか。
またこうも思いました。図星だから怒りが湧くってどういうことだろう?私が何かに怒る時、その全てが私を馬鹿にしているわけではないはずです。図星じゃなくても、私に関係なくたって怒りは抱いてもいいはず。これは新しい発見でした。
私は結局、担任教師の言うことは的外れで大人の悪いところが出た発言である、と消化しました。難しいですね。私がこうして体調を崩しある意味ではしっかりと夢を諦めたことを、生活態度と結び付けられ半笑いで片付けられそうになったことが我慢なりませんでした。愚痴ですね、すみません。
冬も深まってきたのでタイツを履いています。靴下に煩わされることがなくて、快適です。
お鍋の美味しい季節になってきました。私は今日焼き芋を食べました🍠そして、こたつに足を突っ込んでこれを書いています。皆さんも日々暖かくしてお過ごしください。