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準備を怠るな!
皆さんご存じのクロネコヤマトは、個人宅配を初めて始めた運送屋さんです。
「宅急便」と言えば、クロネコヤマトですね。
当時の運送屋は、お客様は企業のみ、個人の荷物を配達するのは、郵便局に任せておけ!
それが当時の運送屋の常識でした。
ただそこに目を付けた当時のヤマトの常務が言うには、
小包を送るに当たり、いつ届きますか?と聞いたら
「届くときに届く」と驚くべき回答
そこにビジネスチャンスを見つけたのです。
しかしながら、個人向け宅配事業は、当時は常識外れのビジネスモデルだったわけです。
宅配事業を始めるに当たり3つの大きな壁があったそうです。
会社を説得することが第一、
そして組合に同意を取ることが第二、
最後の難関は、郵便局に個人宅配を許可してもらうこと
たいへんな逆風の中、とうとう個人宅配ができることになった
最初の日の荷物は全国で2つだったそうです。
業界では中堅だったヤマト運輸が大躍進した物語
今や押しも押されぬクロネコヤマトになった後、
そんなクロネコヤマトも極端に荷物の少ない時期がありました。
そんな時、クロネコヤマトは何をしていたかというと、教育です。
「ドライバー教育」
ドライバーが、エンドユーザーたるお客様に直接お会いするわけですから。
お客様との応対やエチケット等、業務の薄い時期に取り組んでいたそうです。
今はどうでしょうか?
ヤマトのお兄さんと聞くと、なんだか気さくで話しやすいようなイメージですよね。
今やどこの運送屋さんでもお兄さんお姉さんは、さわやかなイメージです。
運送屋さんのイメージが、一般化しましたね。
凪の時期が過ぎた後のことをイメージして凪の時期に、出来ることをやっておく。
クロネコヤマトの見事な戦略と戦術ですね。
最近では、コロナ禍の後、キャンプだったり、料理だったり、一人飲みだったり、籠りがちなものが流行り始めましたが、居酒屋に人が戻ってきたことには心底ホッとしています。
あのコロナ禍でそれぞれが来るべき未来を想像していたことでしょう。
企業にとって常にやるべきことは、USPを磨くことであると心得ます。
禍の過ぎ去った後にトレンドが出てきます。
ここ数年常に変わらないのがCSRです。
それは何よりも循環型社会に向けての取り組みだと思います。
AIが始まり自動化の時代を迎えています。
来るべき拡大の時代は必ず来るのでしょうが、その前に衝撃的な崩壊の局面が来るかもしれません。
人間の持つ最大の能力は、直感力と想像力だと船井幸雄が言っていました。
大躍進はできないまでも、知恵をはたらかせて未来をつくってまいりましょう。
そしてわたしたち個人もリスクの中で生活していることを意識してまいりましょう。
有事は必ずやってきます。
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