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ていうか 賽はオレが振った
1999年37歳の時に親にすごい借金があることを知った。
それを何とかしようと思わなかったら、
ネットワークビジネスもやらなかったし、
ランドマークエデュケーションへも行かなかったし、
メキキの会に参加することもなかったろうね。
47歳でオヤジの借金2億3千万にケリをつけ、6000万円近くの見たこともない借金を背負ったものの人生で初めて前を向くことができた。
大きな大きな穴を埋める作業から初めて解放されたのだ。
自分の才覚だけで商売をやれるところに立った。
ガンガンいこうぜ!
2008年8月20日 希望に満ち溢れていた。
ところが、その後2012年7月20日父親が他界するのを待っていたかのように、片腕だった弟が親会社に引き抜かれた。
8月31日に弟「オレ明日9月1日から親会社にいくから」
今日辞めて明日から親会社に行く?
そんな辞め方有り得ない。親会社の社長に電話をしたら
「弟さんは役員でもなんでもないんだから弟さんの勝手でしょ」
なんと、出来レースだった!
産業スパイよろしく、製造データなどすべて持って、メールのログは全部消し去り弟は出ていった。
そのすぐあと、親会社から、弟さんがいなくなったら困るでしょうから、月50万円で出向させます。
50万円は気泡検知器の組立工賃からツーペイでどうでしょ?と
なんという人を見下した提案。
税理士に相談したら、これは法律違反だからNG
ていうかその前にこんな提案は、受け入れられるはずもなく拒否に決まってる。
その後、弟としめしあわせていた従業員も親会社に行ってしまい、会社は壊滅状態
さらには実家の土地代の返済はほとんどわたしが払っていたが、父親とわたしは一連托生とみられており銀行からは信用がなく、親の土地は妹の名義にせざるを得ず、それでも返済はわたしがしていたが、
この窮地にその土地の話をすると妹は、
「ここはわたしの土地だから!」「実家はわたしが守る」
50歳でまさかまさかの事態に対応できず会社を失い、自己破産
20年積み上げてきたものがたったの半年で消滅した。
(裁判で闘うことも考えたが、やらなかった。
それこそ裁判なんかした日には、わたしも弟も両方終わる筋書き
ぐらい親会社化は、立てていたと思ったからね。)
弟妹とは縁切り、さらにはずっと守ってきた実家までも失う。
数年は人間不信で何も感じず、生きたまま死んでいる状態が続き、ヨメ子どもも愛想をつかして出ていった。
大切なものを失ったことに何も感じなかった。
ガードマン、農業、会員組織の事務局、老人介護会社経営、運送屋、何をやっても満足感はなく、別に焦りもなかった。
肉体の酷使での仕事が多かったなぁ。
諦めの時間は本当に長かった。
贖罪なんだろうな、自業自得の責任を取らされているんだろうな
と思う日々だった。
何の期待もなく、何の希望もなく、58歳で工事監督として株式会社エスワイケイに拾ってもらった。
工事の仕事が入ると現場で立会い、空いた時間で商品開発、システム企画/開発などを行っているうちに、昔の感覚が何となくよみがえってきた。
そういえば、昔は加工も組立も、試作もデザインもCADもDBの構築諸々やっていた。
メルマガも書き始めると、感想をもらえたりして、他のメルマガは全部スルーするけど御社のメルマガだけは毎週楽しみにしていると聞くにつけ、オレも役に立つのかもしれへんな。
エスワイケイの社長が持ってくる案件を一つづつ形にしていく作業をやっているうちに、モノづくりの楽しさを思い出すと同時にオレ、これしかできないじゃんと気づく。
大学卒業した時、夢いっぱいで医療機器の開発会社に飛び込んだ。
休みなんかいらない。10年は仕事し続けたいなんて生意気言っていたっけ。医療機器つくって病人を救うぞ!と思っていた20代
あんなに無邪気にはなれないけれど、もう61だし
でもさぁ、まだ死ぬわけにはいかない。
100%の可能性の中にいるわけではないのは申し訳ない。
でも、賽は振られた、ていうか、賽はオレが振った。
人間百年ラブラトリと言う会社を立ち上げるために
クラウドファンディングやってます。
やはりモノづくりと本物を提供するためにしか生きられない。
そして、描き続ける。
面白い物語をさ。
100Love 宮澤
2024年9月11日 0:00スタート 10月31日 23:59終了
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