優子という名のブラジャー
その昔「優子」という名のブラジャーがあったのをご存じか?
メーカは、着け心地が優しいことから「優子」にしたそうですが、
あまり売れませんでした。
しかし、この「優子」は日本女性の誰もが知っているブランドに生まれ変わり、大ヒットしました。
「天使のブラ」です。
売上が約9倍になりました。
レナウンの「フレッシュライフ」という靴下をご存じか?
1981年に発売された紳士用の抗菌防臭靴下です。
初年度の売上げは3億円でしたが、1987年に商品名を変えたところ売上は13億円になりました。
そうです。これが「通勤快足」です。
売上げが15倍になったのです。
「モイスチャーティッシュ」というティッシュもご存じか?
これも「鼻セレブ」に変えたら売上げが4倍近くになりました。
さらに「WEST」という缶コーヒーをご存じか?
「BOSS」に名称変更した途端、売上が2倍以上になりました。
これはかなり古い話になりますが、伊藤園が満を持して発売した缶入り緑茶は、「缶煎茶」として発売しました。
すると、“煎茶”の読み方が分からない、
煎茶”って日本のお茶?などと苦情が殺到。
そこで名前を「お~いお茶」に変更してから、 その後20年間緑茶飲料シェア№1の人気商品になりました。
こんな事例もあります。
「山陽相互銀行」は、 社名を「トマト銀行」に変えたら預金残高は半年で30%増ネーミングの凄味です。
名前を変えていなかったら、もしかしたら市場に埋もれてしまったかもしれない商品だったかもしれません。
それから、いいものなのに表に出てきていない商品もたくさんあるとも言えます。
弊社の親会社でもたまに受注をいただく全熱交換機がありますが、有名なのが三菱電機の「ロスナイ」です。
これも熱交換器ですから、ロスがナイから来てロスナイで、今ではロスナイで通じるほどメジャーになりました。
皆に親しまれ、楽しくなるような
ネーミング 大事ですネ!
100Love
人間百年ラブラトリホームページ
https://pro.100love.jp/p/home