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ビッグデータによる解析事例

食と病気のビッグデータの解析によると、
街にファストフードの店がやってくると、癌、心筋梗塞、脳卒中などの病気が俄然増えていくというデータがあります。

これは世界各国、地域のデータを見ても明らかに数値的な違いがでているようです。

そして、かつてヒトラーが、北欧を征服した時期、国の経済活動が制限され、物資の流通も停滞した街には、十分な食料がいきわたらず、皆、空腹を満たすことができなかった。
当時のビッグデータの解析によると、歴史上、脳卒中、心筋梗塞が最も減ったのだそうです。

その当時のデータ自体の信憑性はわかりませんが、少なくとも食べたいものを食べられない状況が現代病を減らす、空腹は身体によいと言えるのではないかと推察されます。

そして、やはりファストフードは、あくまでも嗜好品で、しょっちゅう食べるものではないと思います。

そして別のビッグデータ東日本大震災の時の携帯電話会社やSNSのGPSのビッグデータによると、
地震が発生した後、人々は海から高台に一度行きかけ、不思議なことに再び海に向かっていく人たちが非常に多かったというデータがあります。

それで津波の犠牲者が増えたと考察しています。
これは、取り残された家族や友人知人を迎えに行ったのだと推察されます。

優しい日本人の心理的状況が被災者数を増やしたと、データが指し示しているのだということです。

最後に、最近のビッグデータは、商売に使われていますね。

セブンイレブンは、発祥の地アメリカ合衆国では、元々はガソリンスタンドのコバンザメビジネスだったのです。

それを当時のイトーヨーカドーの部長が日本に輸入して、導入展開して大成功させました。

ただ日本では、コバンザメビジネスにはしなかった。

POSシステムを導入して、50代男性が何を買ったか。20代女性が何を買ったかなど毎回データをバーコードで採取、
それを本部で解析し、この地域のこの店のユーザの嗜好品は「洋風の甘いもの」となれば、そういう傾向の商品を陳列していく。
そして売れないものは排除される。

だから、セブンイレブンは、売れるものしか置かないお店にデザインしたので、朝の7時から夜の11時まで店を開け、定価販売でも成功できたのです。

自社でビッグデータを収集解析して商売に展開した事例です。

また、SNSやネット販売会社でも、広告を見たり買ったりすると似たようなものが、自分のページに集中的にアピールしてきます。

これも、ビッグデータの収集解析からのビジネス展開です。

わたしは、一時マカを徹底的に調べたことがあり、そのあとはグラマーな女性や筋骨隆々な男性の広告などで執拗な色香攻めに惑わされたものです。

日本では、マイナンバーカードを普及させようと国がやってますが、これもビッグデータの収集解析になっていくのでしょうね。

ビッグデータは、わたしたちの健康や経済活動、生活に役立つ情報として有用に活用してほしいものですネ。

100Love

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