夢いっぱい!パリの小さなキッチンで
こんにちは、在宅ワーク先生です。
どうも記事が上手く書けなくて、悩みっぱなしです(笑)
今日は、大好きなパリの料理番組の紹介の、癒やしのお話。
口調もまあるく、書いていきますよー。
〜〜〜〜〜〜〜
数年前から大好きな大好きな、それはそれはおしゃれな番組があります。
日本では「レイチェルのパリの小さなキッチン」というタイトルでNHKで放送され、DVDも発売されている人気番組です。
出会ってからかなり経ちますが、今もってリピートしているお気に入りです。
公式レシピ本も、日本語版と英語版と、2冊買っちゃいました。
眺めているだけでも楽しい、料理写真集みたいな本。
けれど本編映像は、これかまたすごーーーーく良い!
第一話で紹介された「クロックマダムマフィン」は、私のおもてなし料理の一つになりました。
オーブンで焼き上がったマフィンを、そっとフォークで割ると、卵黄とホワイトソースがとろーりと出てきて、これにクリスピーなパン生地がたまらない!
そこらのパン屋さんとも張り合えそうな美味しさなんです。
この番組は、当時一人でパリのアパルトマンに住みながら料理人をしていた、イギリス出身のレイチェルさんの、お料理とその生活が中心の番組。
マルシェでの多言語での買い物シーンや、チーズ専門店のおばちゃんとのやり取り、パリジャンのバゲット愛や、流行のスイーツ紹介までと、見ればすぐ旅行気分!
そうなの!
パリの素敵なイメージってこいうのなの!と、つい言いたくなる場面ばかり。
一話の間に大体お料理とデザートを何品が作る彼女ですが、そのキッチンは涙ぐましいほどの知恵で溢れています。
理由は、アパルトマンのキッチンの狭さ。
小柄な彼女が両手を伸ばしただけで壁に手が届くほどのスペースの中、プロの腕前と工夫が見せてもらえる番組なんです。
私は昔から、海外の食料包装や雑貨の写真が大好き。
ベーカリーがクラフトバッグに入れてくれる無添加バゲットに、ハトロン紙に包まれたチーズやバター。
程よいサイズの瓶に詰められた小麦粉や砂糖、使い込まれたホーローボウルや木べらたち。
それらの食材や道具も、見ているうちに愛しくなってきます。
もちろん、主役はお料理たち。
大ぶりのラルドン(ベーコン)がジューッと焼かれては、肉汁が出る。
オリジナル配合してもらったダークチョコレートを使ったムースや、中から塩キャラメルが出てくるケーキ。
きつね色に焼けたあつあつマドレーヌには、自家製レモンカードをチューっと入れて、片手でパクリと味見したり。
もう、目が幸せ!!
海外で暮らす勇気がない私に、まるでアパルトマン生活を体験させてくれるような番組なんです。
彼女が買い出しに歩く度、おしゃれと進化をキープするパリの街並みも、彼女のカラフルなファッションも本当に番組の良いスパイス。
またレイチェルさんの性格が、完璧じゃなくて面白いし人懐っこいことこの上ない!
小麦粉でワンピース真っ白にしちゃうし、削ってた調味料をボウルに落としちゃうし(笑)
入れてたローリエを一生懸命取り出そうと奮闘したり。
これ、実は英語版ももちろんあるのです!
なんてったって、制作会社はイギリスのBBCなんですから。
レイチェルさんはイギリス英語で、ユーモアたっぷりに英語を、ときに少しのフランス語を交えてお喋りしてくれます。(放送当時は日本語吹き替え)
弱かったお料理系の英語表現も、私はこれでかなり楽に身につきました。
音楽も丁寧につけられていて、言うことなし!
現在レイチェルさん自身は大成されて、もっと大きくて広いキッチンでお料理番組に出続けているけれど、
私にとってはこのパリの狭いキッチンでの彼女が、一番好き。
大好きな事を懸命に追いかけながら、若いキラキラしたエネルギーをお料理にぶつけて、ひたすら頑張る女の子。
そんな彼女の人生の夢の全てが詰まっている、
それが、
「レイチェルのパリの小さなキッチン」なのです。
狭くても、だからこそ工夫が楽しい。
小さくても、住んじゃえばお城になる、自分だけのパリのアパルトマン生活。
観るたびに色んな夢をくれる、素敵な番組です。
あなたにも、どうか届きませ。