Sunday People
「ぼくらはきっと日曜日の朝に
めまいがするような朝日を見る」 白い恋人
日曜日と言えば、サニーデイ
そして、お休み
まぁ、そうじゃない人もいるし、自分もわりと最近になって日曜休みの職場に異動した人
一緒に朝日を見る子もいないオレ
せっかくのお休み、朝早くから出かけてみることにした…
と言っても、相変わらず出かけたのは歌舞伎町
もっとアクティブだったり、文化的なことはないのかよ…と思うのだが、違う環境や新しいことをを極端に嫌う発達障害の影響(かなり都合のよい言い訳…)で、あいも変わらず歌舞伎町である
日曜日に来ることはあまりない
せっかくだし…
歌舞伎町だし…
ね?
朝早くの歌舞伎町、
人の数は少ないし、ゴミが散乱してたりで閑散としてはいる
でも、夜の余韻が残ってか…
道ばたに寝るお姉さん、
ホストとものすごい言い合いしてるお姉さん、
女子校生な制服を着たお姉さん、
パンツが見えるのお構いなしで座り込むキャバクラのお姉さん、
ホストに両脇を抱えられたグダグダのお姉さん…
お姉さんしか見えていないな、オレ
他にもキャッチの男の子や
風俗の客引きのおじさん
ヤンキー座りでたべっている男の子たち、
酔っ払いなお姉さんを口説きにかかるが敢え無く撃沈する男はいるんだが…
結局お姉さんばかりに目がつく
お姉さんも男も見た目が変わっただけで、たいして状況は変わらないけど…
そんな(どんな?)混沌はあるものの、眠らない街歌舞伎町も、歌舞伎町らしい朝を迎えている
早朝の街って、その街その街の匂いがするよね
早朝独特の空気感というか
澄んだ空気に、空の色、
前日に人々が残した余韻が混ざりあって
新しい朝が希望の朝でもあれば
重苦しさが漂うところもあって
「その街を知りたければ、昼間でも夜でもなく、早朝に行くといい」と、不動産さん屋のおじさんに教えてもらったことがある
駅から近いとか、コンビニが近いとか、おいしいごはん屋さんがあるとかじゃない
歩き、見て、聴いて、嗅いで、感じて
自分の居場所は、
身体も、心も、心地いい方がいい
でも、心地いいって自分だけでは作れない
「時間と時間を混ぜるのさ」SundayPeople
日曜日のこの街に集まる人たちは
どんな時間を過ごして
どんな明日の空気を作ってくれるのかな
さぁ、「歌舞伎町のお姫様」に会いに行こーっと笑
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