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余裕がないときこそ、手伝ってあげる

 焦ってしまう、朝の支度。

 急かしてしまう、夜の支度。

 親が、焦ったような…必死な顔のときに限って、子どもがのーんびり支度してる気がするんですよね。

 自分が焦っているから、相対的に子どもがのんびり見えてしまうのかな笑

 子どもに関することで時間に追われているわけだから、子どもにも焦ってほしいものです。

 でも、子どもは、やらなきゃいけないとはわかっていても、根本から親と同じような焦り感は感じられていないんですよね…きっと。

 そもそも、子どもでなくとも、人の物事の捉え方はそれぞれ。

 焦る気持ちを持てていない人に、焦りなさい!って言っても、「強制」というイメージからは逃れられない気がするんです。

 でもやっぱり急がなきゃいけない。笑

 だったら、同じ「強制」なら、優しい「強制」の方がハッピーかもなって思っていて。

 「今日は、すっごく急がないと幼稚園間に合わないんだよ!!!だからお母さん手伝ってあげるね!!!!」

 って、全部やってあげちゃう笑。

 仕事の締切前に、まだ終わってないのある?やってあげるわ!良いから!ほら貸して!!貸しイチでいいからっ!の上司感。笑

 そうすると、

 子どもから「ありがとう」が聞けるんだよなあって、気づきました。

 支度の主体は、子どもなんですよね。

 主体であることはブレさせたくないなあと。


 朝の支度も、夜の支度も…結果できなくってもいいけれど、「お母さん、手伝ってくれて本当にありがとう」の謙虚な姿勢が持てるように。

 だから…親である私は、にこにこ手伝うよ!って言うし、いつだって手伝ってあげるというか。

 そうしたら今日、

 「お母さん、昨日手伝ってくれたのに、ありがとうっていうの忘れてたよ。」

 と、3歳の娘が言ったんです。

 素敵だなあ、と思いました。




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しだまり
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