八方尾根を歩く
紅葉の時期、長野県の紅葉の名所に行きたいと思って、八方尾根を歩くことにしました。訪れたのは10月31日です。八方尾根はスキー場で有名ですが、これまで行った事がなかったので、一度行ってみたいと思っていました。安曇野ICで降りて、下道を1時間ほど走ると八方尾根スキー場に到着します。車はゴンドラ乗り場の近くの駐車場(1日千円)に置いて、ゴンドラで上に行きます。八方アルペンラインに乗ると、ゴンドラとリフトを乗り継いで、標高1830メートルの八方池山荘まで上がることができます。(往復3300円)
八方池山荘から八方池を目指して歩きます。自然研究路などと書かれてますが、道は岩の多い登山道が大半で、スニーカーより登山靴が適しています。尾根からは、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳がすぐ近くに見えて、迫力があります。
登っていくと、唐松岳と白馬鑓ヶ岳の間にある不帰の険が眼前に迫ります。北アルプスの中でも険しいキレットとして有名です。
登り始めてから90分ほどで八方池に到着しました。多くの観光客で賑わっています。
訪れた時期が遅くて、紅葉は終わっていましたが、空気が澄んでいて、見晴らしはよかったです。多くの人が登っていましたが、外国人観光客がとても目立ちました。3割以上いたのではないでしょうか。
八方池山荘から八方池まで、90分程ですが、北アルプスの山々が間近で見られる、優れたハイキングコースとなっています。八方池の標高は2060メートル、八方池山荘が1830メートルなので、標高差は230メートルです。それなりの標高差なので、かなりの登り坂であり、ある程度の体力は必要です。なお、ゴンドラから眺める木々は結構色づいており、ちょうど見頃でした。